110: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/17(火) 22:05:08.68 ID:MeNYOwih0
さて、それじゃあ新しい質問は届いていないかとツイッターを開きリプライ欄を確認すると、その中に気になるものを見つけた。
アンチョビではなく、俺のアカウントへのリプライだ。
『DM送りましたので、拝見いただけませんか?』
送り主は、俺とリアルの面識のないフォロワーで、アカウント名はキミドリといった。
同人活動やちょっとしたガルパン仲間の集まりを仕切っているらしく、ガルパン界隈ではそこそこ名が知れている人だ。
DMを開き、アンチョビにも聞かせるよう、文面を読み上げる。
「動画を拝見しました。とてもクオリティが高く、本当にアンチョビが存在しているかのように思えました」
「つきましては、直接会ってお話をうかがいたいのですが、お時間いただけますか?」
「邪な目的だと思われるのも何ですので、とにーさんにメッセージお送りしています。お許しくださいませ」
「ちなみに私、本日ならフリーですのでどこへでも駆けつけます(笑)」
『とにー』というのは俺のアカウント名だ。
礼儀正しいし名は通った人だし、そこそこ信用のおける内容でもある。
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