【デレマス】月を隣に夜を歩く
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14:名無しNIPPER[saga]
2018/07/15(日) 00:44:23.79 ID:68QvvrKK0

ルートを少し外れてお社の方へ向かう。賽銭箱に二人分の100円を入れて、カランカランと鈴を鳴らす。

お祈りを終えて隣を見ると、ライラさんはまだお祈りしていた。

以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2018/07/15(日) 00:45:20.83 ID:68QvvrKK0
ライラさんがアイドル、確かに美人だし言われてみれば納得できる。

でも、どうしてもアイドルと言われるとなにか自分とは違う世界の人みたいだ。

いや、ライラさんはライラさんだ。人を印象で決めつけてはいけないと教えてくれたのはライラさんだ。
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[saga]
2018/07/15(日) 00:46:21.55 ID:68QvvrKK0

「なにかフシギでございますねー」

「まるで世界にライラさんたちだけ取り残されたみたいでございます」

以下略 AAS



17:名無しNIPPER[saga]
2018/07/15(日) 00:47:00.89 ID:68QvvrKK0

「ではこんどは男さんの番ですねー」

「え? 僕も歌うの?」

以下略 AAS



18:名無しNIPPER[saga]
2018/07/15(日) 00:47:51.24 ID:68QvvrKK0

最後の休憩場に着く頃には子供達はみんな疲れて眠ってしまい、車で連れて行かれたのでまたライラさんと二人になった。

今度の休憩所は往路で休憩した公園ではなく、坂のすぐ手前。農協の駐車場。

以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2018/07/15(日) 00:48:42.56 ID:68QvvrKK0

街はずれの大きな坂をゆっくりと下る、体は限界に近いのにこの時間がもっと続いて欲しいと思う。

坂は僕たちを容赦なく歩き続かせる。それに抗するように一歩一歩踏みしめて歩く。

以下略 AAS



20:名無しNIPPER[saga]
2018/07/15(日) 00:49:22.52 ID:68QvvrKK0

「それじゃあライラさん、さようなら」

「それでは男さん、また今度でございます」

以下略 AAS



21:名無しNIPPER[saga]
2018/07/15(日) 00:50:03.33 ID:68QvvrKK0
以上です。


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