8: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/07(木) 23:30:23.10 ID:ODZrmv780
それでも自然と浮かんでる、笑顔。彼から分けて貰っちゃった。
出来立てのカップケーキを齧ったみたいにほわほわし始めてる心は、
彼へ尋ねたい気持ちを抑えられない。
9: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/07(木) 23:31:19.29 ID:ODZrmv780
「近くに居ないと寂しいです。私、一人じゃダメみたいで……」
なのになのに、あれれ？ 何だかおかしいよ。
10: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/07(木) 23:32:17.00 ID:ODZrmv780
「……少し、だけだぞ」
だけど、全部、次の瞬間。
11: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/07(木) 23:34:00.89 ID:ODZrmv780
「好きです、大好きです、離れたくないです。
……ずっと、ずーっと傍に居てくれなくちゃ私嫌です」
溢れて来る気持ちは抑えられない。
12: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/07(木) 23:35:31.73 ID:ODZrmv780
「プロデューサーさんも一緒ですか？ 私、どうしてもそれが知りたいんです」
――なんてなんて♪ と誤魔化すことさえしなかった。それだけ私は真剣だった。
13: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/07(木) 23:36:26.96 ID:ODZrmv780
「だから、君がいないと俺も寂しい」
言って、プロデューサーさんはいつもの笑顔。
きっと今の私とお揃いの、特別で普通の素敵な笑顔。
14: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/07(木) 23:37:15.70 ID:ODZrmv780
「……そういえば、相談って結局何だったんだ？」
すると今までの話の流れを変えるように、
彼がわざとらしいぐらい明るい口調でそう言った。
15: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/07(木) 23:38:38.26 ID:ODZrmv780
===
以上おしまい。やっと建てれた、ハグってとてもいいですよね。
お読みいただきありがとうございました。
16: ◆NdBxVzEDf6[sage]
2018/06/07(木) 23:42:16.29 ID:Grk0W9nQ0
恋愛感情の表現が麗花っぽかった
乙です
北上麗花(20)Da/An
i.imgur.com
17:名無しNIPPER[sage]
2018/06/07(木) 23:46:45.57 ID:kgz6FkxG0
普段の麗花から想像つかない展開でドキッとした おつです
18:名無しNIPPER[sage]
2018/06/08(金) 00:46:18.93 ID:UI2kodSI0
ぷっぷか乙
24Res/16.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20
