17: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/04(月) 22:54:02.68 ID:mmQRyYtL0
「要は欲深だってことですよね。変わった褒め言葉だと思いますよ」
「ほ、褒められてるのかな? これで」
18: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/04(月) 22:55:01.40 ID:mmQRyYtL0
「だけど夢見がちってことだったら、少しは思い当たるんだよね」
資料を机の上に戻した彼女は呟きながら頬杖をつく。
19: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/04(月) 22:56:56.64 ID:mmQRyYtL0
===
一方その頃、多目的和室では「へくしゅっ!」と琴葉の頭が揺れた。
それから一度、また一度。
20: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/04(月) 22:57:53.36 ID:mmQRyYtL0
ここまで。
21:名無しNIPPER[sage]
2018/06/05(火) 17:10:49.68 ID:LtxUaTygo
乙
コンセプトどうすんだと思ったが成程
22: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/06(水) 06:15:54.43 ID:jniM6iZW0
彼女は麗花の手からサッとこよりを取り上げると小さな子供を叱るように。
「ダメ、遊びで使うのは良くないわ」
23: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/06(水) 06:17:01.06 ID:jniM6iZW0
===
布団を抱えた三人が会議室へと戻って来ると、プロデューサーが眠りこけているソファの前、
屈んでチリトリを構えていた百合子は「志保!」とホウキを操る少女を呼び。
24: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/06(水) 06:18:53.59 ID:jniM6iZW0
「さぁどうぞ! 最低限、綺麗になってるハズですよ」
布団を敷くよう促した。
25: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/06(水) 06:19:48.04 ID:jniM6iZW0
「もし? もしもし? ……起きてください、プロデューサーさん」
声かけ、揺すり、効果が弱いと感じた彼女は膝を折るようにして屈みこむと。
26: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/06(水) 06:21:19.57 ID:jniM6iZW0
「そう、枕の上に頭を置いて……ふふっ、よくできました。偉い偉い♪」
――ところが、彼女は少々やり過ぎた。
27: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/06(水) 06:21:45.49 ID:jniM6iZW0
ここまで。
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