26: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/06(水) 06:21:19.57 ID:jniM6iZW0
「そう、枕の上に頭を置いて……ふふっ、よくできました。偉い偉い♪」
――ところが、彼女は少々やり過ぎた。
まるで小さな子供の面倒を見るような歌織の振る舞いは、
無事に布団の上へ横たわったプロデューサーの頭を褒めるように撫でて終わったのだが。
「……うわぁ」
耳どころか、首まで真っ赤にした百合子が思わず驚嘆の吐息を漏らす。
ハッと我に返った歌織に注がれるメンバーの視線。
五人分の気恥ずかしさが程よく混ぜ合わされてできた
重苦しい空気が会議室の中、ソファの周囲に立ち込める。
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