魔法使い「私の事、スカウターで覗くのやめてくださいっ!」 勇者「やだ」
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176: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/08(金) 22:59:35.93 ID:eZGeU9Kk0

魔法使い「そ、それで…お母さんがその少女のひ孫だっていうことがわかって、それでどうしたの?」

弓射手「冒険家だったこともあって、将来的に和平への交渉役となってほしいと頼まれたのよ」

以下略 AAS



177: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/08(金) 23:00:32.90 ID:eZGeU9Kk0

弓射手「もちろん、表立って反対をしてるのは本当にごく少数。だけど半数以上が、腹の底では人間なんてさっさと打ち滅ぼして根こそぎにしてしまえばいいとおもっているやつらでもあるの」

弓射手「だから、案内は出来ても安全までは保障できない。それは、わかっていてね」

以下略 AAS



178: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/08(金) 23:03:49.78 ID:eZGeU9Kk0

魔法使い「面白いものを見つけたって、そういう意味だったの…?」

謎の男「だって、あまりにも弓射手にそっくりだったんだよ。落ち込んだ時のしょぼくれ具合とかも、ね」クスクス

以下略 AAS



179: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/08(金) 23:04:21.50 ID:eZGeU9Kk0

弓射手「あら? 私、あなたの町ではそんなにモテてるの?」

謎の男「君がかわいいのももちろんだけど、魔王にも近しい権力者でもあって、さらに性格の良さもお墨付きだからね」

以下略 AAS



180: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/08(金) 23:05:28.06 ID:eZGeU9Kk0

勇者「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」


謎の男「僕は出会った瞬間から弓射手に夢中だよ。もちろん、彼女にそっくりな魔法使いの事も愛しているけれどね」
以下略 AAS



181: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/08(金) 23:06:15.43 ID:eZGeU9Kk0

謎の男「いやぁ、わるかったね。少し楽しくなっちゃって、すっかりわざと隠してたよ! 若い子にライバルあつかいなんかされたもんでね!」

魔法使い「え? なんの話ですか?」

以下略 AAS



182: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/08(金) 23:08:22.64 ID:eZGeU9Kk0

―――食後、帰路

勇者「で、これこれこういうわけだと」

以下略 AAS



183: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/08(金) 23:10:14.66 ID:eZGeU9Kk0

謎の男「話の最初のころに、魔法使いが気にしていたことを応えておこうと思ってね。弓射手が魔族を嫌っているように振る舞った理由を」

魔法使い「え、え?」

以下略 AAS



184: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/08(金) 23:11:09.26 ID:eZGeU9Kk0

勇者「…じゃぁ、感情によって魔力量が変わる理由は?」

弓射手「魔族の血の特性が強く表れているからよ。単純に、精神力が増減している――というほうが正しいの」

以下略 AAS



185: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/08(金) 23:12:07.00 ID:eZGeU9Kk0

弓射手「まぁ、魔法使いは別に魔族を嫌いになったりはしなかったようだけど」

魔法使い「…でも魔族と疑われるといつもすごく悲しい気持ちになったよ。おかあさんが魔族を嫌いだと思ってたから…私が魔族だと思われたら、お母さんはどうおもうだろうって」

以下略 AAS



186: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/08(金) 23:13:50.22 ID:eZGeU9Kk0

弓射手「コホン。とにかくせっかくだから話を戻すわ」

弓射手「未熟で、魔族よりもずっと精神力が低い魔法使いは、その制御が自分ではうまくできない。だから精神の不安定さが、直接魔力量に 増減ともに反映してしまうのよ」

以下略 AAS



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