魔法使い「私の事、スカウターで覗くのやめてくださいっ!」 勇者「やだ」
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176: ◆rRu4LM9vFs[saga]
2018/06/08(金) 22:59:35.93 ID:eZGeU9Kk0

魔法使い「そ、それで…お母さんがその少女のひ孫だっていうことがわかって、それでどうしたの?」

弓射手「冒険家だったこともあって、将来的に和平への交渉役となってほしいと頼まれたのよ」

勇者「な…」

弓射手「でも人間側に、明確な和平への意思が読み取れるまでは、と役柄としての実務は保留状態だったの。正直言うと、私という人物を探るための期間だったりコマとして手元に管理しておくという意味もあったんじゃないかと思うけど」

勇者「なるほど… ともかく、それで、俺たちに魔王城への案内ができるってわけなんですね」

弓射手「そういうこと。もちろん、貴方たちの役割が“和平の使者”ならの話だけどね。ただ、現魔王は人間にとてもとても友好的な方だけど、正直言って 魔王城のお偉い方たちはそうでもないわ」

魔法使い「…そうなの? 王様が仲良くしたいって言ってるのに?」




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