魔法使い「私の事、スカウターで覗くのやめてくださいっ!」 勇者「やだ」
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◆rRu4LM9vFs
[saga]
2018/06/08(金) 23:08:22.64 ID:eZGeU9Kk0
―――食後、帰路
勇者「で、これこれこういうわけだと」
魔法使い「勇者様。それじゃわからない」
勇者「つまり―― どういうことだってばよ」
謎の男「聖王都にまぎれこんだ希少魔物の保護活動をしていた僕が、弓射手にすっかり惚れ込んで結婚し、魔法使いが生まれ、彼女の意見を尊重して一緒に旅に出て、この魔族の町の入り口を拠点に今は仕事をしているってことからでいい?」
勇者「いやそんなのは聞いてない」
謎の男「じゃぁ、魔法使いが隔世遺伝を起こして魔族としての血が弓射手よりも強いってことからでいい?」
勇者「だからそんなことも聞いてな―― え?」
魔法使い「え?」
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