秋雲「桜色が揺れていた」
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8: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/04/14(土) 23:00:37.67 ID:CukocDRT0

「そうやって秋雲はいつも自分勝手なんだからぁ!」


後ろの巻雲から抗議の言葉が出てくる。あーあー聞こえません、秋雲さんは聞こえません。今までの不満を開放するかのように止まらないそれをBGMとして聞き流しながら目的地に向かう。
以下略 AAS



9: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/04/14(土) 23:01:41.63 ID:CukocDRT0

なんでそんな不確定な言い方をしているかって?うん、秋雲さんが原因だからです。噂になってるよーって事情を知ってる子達から聞いたんだ。

いくつかある会議室だが、会議室とは名前だけで談話室や作業室になっている部屋も存在する。

以下略 AAS



10: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/04/14(土) 23:02:16.68 ID:CukocDRT0

 
巻雲がカチコチに固まってる隙にいすに座らせる。対面に座るとおもむろにスケッチブックを開く。
 
今日は元々カラーで描く予定だったので色鉛筆を持ってきた。
以下略 AAS



11: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/04/14(土) 23:02:47.61 ID:CukocDRT0


仕方ない、始めの一枚は真っ赤な巻雲を描こう。そのほうが桜っぽいし、一日中描く予定だしね。
 
巻雲が完全に復活して騒がれても面倒くさいしはやく、それでいて丁寧に仕上げていこう。
以下略 AAS



12: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/04/14(土) 23:03:36.29 ID:CukocDRT0


二回目だからか巻雲はどうにかもちこたえた。それにしても確かに今日の私はテンションが高いかもしれない。

昨日楽しみで寝不足だからか?いやいや、そこまで子どもではないし、多分。
以下略 AAS



13: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/04/14(土) 23:04:06.58 ID:CukocDRT0

しかし、この話はまずい。急いで変えなければ。


「まあまあ、落ち着いて。お弁当でも食べよ」
以下略 AAS



14: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/04/14(土) 23:04:56.72 ID:CukocDRT0


「そ、そんなにやにやしないでさ。せっかくだし食べてみてよ……」

「はい、いただきます!」
以下略 AAS



15: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/04/14(土) 23:07:17.79 ID:CukocDRT0


ありがたく全てを平らげて「ごちそうさま」という言うと、巻雲は最初はドヤ顔で「お粗末さま」と答えた。

そして少ししたあと心底嬉しそうに「ふふっ」と笑った。
以下略 AAS



16: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/04/14(土) 23:08:34.10 ID:CukocDRT0



「あ、秋雲……。大丈夫?」

以下略 AAS



17: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/04/14(土) 23:09:21.28 ID:CukocDRT0

そのとき、コンコンとドアを叩く音が聞こえた。ここに来る人なんて限られている。

大方の予想通り、夕雲姉さんが入ってきた。

以下略 AAS



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