秋雲「桜色が揺れていた」
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10: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/04/14(土) 23:02:16.68 ID:CukocDRT0

 
巻雲がカチコチに固まってる隙にいすに座らせる。対面に座るとおもむろにスケッチブックを開く。
 
今日は元々カラーで描く予定だったので色鉛筆を持ってきた。

たくさんの色が重なり合って複雑な色合いになっていくのが私はたまらなく好きだった。
 
デジタルもいいけどやっぱりアナログもたまらないね。変わらないよさがあるもんだよ。


「あ、秋雲ぉ!」

「復活した。せっかくのモデルなんだからほら、笑って、笑って」

「えっ!そんな急に言われてもぉ……」

「笑顔が可愛いんだからさ」


ぷしゅー、とそんな音が聞こえた気がした。煙が見えた気がした。巻雲がまた停止してしまった。





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