61: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/17(火) 01:02:47.64 ID:TTCM1fps0
ミーア「でも、ライブは見てくれたんでしょう?ラクス・クラインを知らない人から見て、私の歌はどうだった?」
シン「どうって、良かったと思うよ。みんな、君の歌で元気出たみたいだし」
なんとも当たり障りのないことを言ってしまった、とシンは思ったが、目の前の少女は特に気にした様子もない。
62: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/17(火) 01:07:18.31 ID:TTCM1fps0
ミーア「戦う力のない人たちや、戦うことを選ばなかった人たちのために、そういう人たちを守るために、軍の人たちは戦ってくれているんでしょう?」
ミーア「それって、凄く大変なことだと思う。私には想像も及ばないぐらいに」
ミーア「だから、私の歌でその人たちに元気を与えることができるなら、いくらでも頑張るつもり!」
63: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/17(火) 01:10:46.13 ID:TTCM1fps0
ミーア「ねえ、シンはミネルバの人なんでしょう?色々お話聞かせてほしいの!アスランって、軍務のときはどんな感じなの?」
シン「そうだなあ…うちの隊長は凄い人だよ。MSの操縦も上手いし、俺なんかよりずっと大人で」
シン「最初は怒鳴られたり殴られたりして、ちょっとムカついたけど…」
64: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/17(火) 01:13:25.32 ID:TTCM1fps0
食事を終え、すっかり意気投合したシンとミーアは、施設内の庭園へとやってきていた。
空は藍色の夜闇に覆われ、ライトに照らされた噴水が煌いている。
ミーア「私、シンのこと気に入っちゃった。専属のボディガードにならない?」
65: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/17(火) 01:14:53.31 ID:TTCM1fps0
ミーア「聞いてないの?ハイネ・ヴェステンフルス。"緋蝶"の二つ名を持つ、凄腕のパイロットなんだって」
シン「そんな報告は受けてないけど、なんでラクスがそんなことを知ってるんだよ?」
ミーア「議長がお話してたの聞いちゃった!」
66: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/17(火) 01:16:57.18 ID:TTCM1fps0
翌朝、シンがラウンジへと向かうと、オレンジの髪をした赤服の兵士が、他のミネルバ隊のメンバーと談笑していた。
その赤服の襟元に輝くフェイスのバッジを見て、シンは昨夜のミーアの話を思い出す。
彼がミネルバに新たに着任するパイロットということだろうか。
シンに気づいたルナマリアが、こっちだと手招きする。
67: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/17(火) 01:18:45.45 ID:TTCM1fps0
顔合わせが済んだところで、レイがひとつの疑問をアスランへと投げかける。
レイ「隊長、一つの部隊にフェイスが二人となると、作戦指揮は…?」
アスラン「ハイネの方が先任だ。これからミネルバ隊は、彼の預かりになる」
68: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/17(火) 01:20:21.36 ID:TTCM1fps0
ハイネ「ていうか、アスランおまえ、隊長って呼ばれてんの?」
アスラン「ああ、まあ…」
ハイネ「……」
69: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/17(火) 01:23:01.11 ID:TTCM1fps0
ハイネ「艦の方には、また改めて挨拶に行くよ。それじゃあな!」
景気よく言い放ち、ラウンジから立ち去るハイネ。
それと入れ違いに入ってきた人物に、アスランの顔がこわばった。
その人物はアスランをみとめると、はしゃぎながら彼に駆け寄る。
70: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/17(火) 01:25:34.97 ID:TTCM1fps0
レイとルナマリアは思わず顔を見合わせる。
ルナマリア「…ねえ、今」
レイ「…ああ」
71: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/17(火) 01:26:37.97 ID:TTCM1fps0
ルナマリア「最近のシン、全然読めない…。この前の作戦から、急に隊長と仲良くなってるし」
レイ「隊長ではなく、アスランだろう?」
ルナマリア「あっ…」
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