131: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/22(日) 00:10:21.84 ID:xt3V/HfJ0
ユウナ「早くあの偽物を討つんだよっ!!合戦用意!!」
トダカ「あ、あなたという人は……!」
尚も食い下がろうとするトダカに、ユウナは、指揮官席のアームレストに拳を叩きつけて怒鳴った。
132: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/22(日) 00:12:40.04 ID:xt3V/HfJ0
カガリ「他国を侵略せず、他国の侵略を許さず、他国の争いに介入しない!それがオーブの理念だったはず!」
カガリ「それを忘れたかっ!!」
懸命に呼びかけるカガリに、オーブ軍はミサイルの掃射で答えた。
133: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/22(日) 00:14:21.58 ID:xt3V/HfJ0
オーブ艦隊の発砲を皮切りに、地球軍本隊が攻撃を開始する。
次々とウィンダムが発進していく。カオスが空に躍り出て、アビスが変形して海へ飛び込む。
ミネルバ側も、甲板にレイとルナマリアを配置して迎撃にあたらせ、ハイネのグフを出撃させる。
134: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/22(日) 00:17:11.88 ID:xt3V/HfJ0
タリアは、獅子奮迅の勢いで敵を堕としていくグフを見て、ひとまずは胸を撫で下ろした。
しかし、一番の問題は所属不明機たちの動きだ。彼らの行動によって、ミネルバは一気に不利な状況に立たされた。
かと思えば、今は所属不明艦"アークエンジェル"はミネルバを援護し、地球軍の攻撃を押しとどめている。
タリア「まさか、本当に戦闘を止めたいだけ…?」
135: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/22(日) 00:18:07.72 ID:xt3V/HfJ0
アスラン「くそっ、キラ…!」
アスランは焦っていた。
キラたちは、自分が今ミネルバの一員として戦っていることを知らない。
なんとか接触して、こんなことはやめさせなければ。
136: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/22(日) 00:21:58.09 ID:xt3V/HfJ0
ハイネ「どれだけ数で勝っていようが、その程度の腕でぇっ!!」
グフが、ビームソード"テンペスト"を振り下ろし、ウィンダムを両断した直後、モニターの死角からビームが浴びせかけられた。
コクピットに響く警告音によってそれを察知したハイネは、咄嗟に回避運動をとり、ビームが放たれた方へと向き直る。
137: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/22(日) 00:23:40.86 ID:xt3V/HfJ0
足場を移動しながら、グフへと猛攻を仕掛けるガイア。
ガイアに踏みしめられた艦艇はバランスを崩すが、ステラは気にも留めない。
ステラ「ふふふっ…」
138: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/22(日) 00:24:53.21 ID:xt3V/HfJ0
だが次の瞬間、急接近したフリーダムの振るう光の刃を受け、ガイアの腕はビームライフルごと宙を舞った。
フリーダムはそのまま身を翻し、今度はグフの両腕を切り飛ばす。
ステラ「なんなの…!?」
139: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/22(日) 00:27:11.65 ID:xt3V/HfJ0
カオスの猛攻を凌ぎながら、アスランは苛立ちを募らせていた。
フリーダムの攻撃を受け、ハイネ機が戦えなくなった。状況は悪化する一方だ。
一刻も早く、キラを止めなくては。
こんなところで足止めを食らっている場合ではないというのに。
140: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/22(日) 00:30:47.90 ID:xt3V/HfJ0
アスラン「なんとか、キラに呼びかけないと…!」
周波数を切り替えるために通信機を探る。その動作が生む一瞬の隙に、他とは違う紫檀色のウィンダムが、セイバーに迫っていた。
ネオ「悪く思うなよ、こっちも必死なんでね」
141: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/22(日) 00:31:53.85 ID:xt3V/HfJ0
ネオ「アウル!」
アウル「待ってましたぁ!」
突如として海中から姿を現したのは、アビス。
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