千早「賽は、投げられた」
1- 20
269:名無しNIPPER[saga]
2018/04/06(金) 11:45:16.21 ID:m2Fax+Wi0

私は底なし沼に足を取られ、無様にもがいている。

考えても考えても、納得のいく答えが見つからない。


指切りをした小指が、じんじんと熱くなる。

強い既視感を感じながら、私は二人の後姿を見送った。


前にも、同じように指切りをした気がする。

あの時は、どんな約束だっただろうか。

誰と交わした約束だったか。

それを考えるたび、小指がずきりと痛む。



そこにいるのは、誰?



うねりはますます激しくなる。

何本ものうねりが濁流となり、私の心を巻き込んでいく。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
640Res/352.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice