212:亜人好き ◆HQmKQahCZs
2018/12/03(月) 11:57:10.28 ID:KpvaPj/X0
バジロウ「行かなくていいのか? 何か困ってるみたいだが」
少年「せっかく何もない放課後なんだからわざわざミレイアに係わりたくない」
どうせつまらない問題だろう。走り去るときにデザートという単語が聞こえたし。
213:名無しNIPPER[sage]
2018/12/03(月) 11:58:39.37 ID:pz82p5HqO
リンネ
214:亜人好き ◆HQmKQahCZs
2018/12/03(月) 12:51:55.12 ID:KpvaPj/X0
少年「リンネかな」
バジロウ「あー」
ノヘジ「確かにリンネ嬢も素晴らしいだろう。それでリンネ嬢のどこが好きなんだ?」
215:名無しNIPPER[sage]
2018/12/03(月) 13:00:20.99 ID:Tun4GYWio
少年よ……好感度上げは一点集中がおすすめだぞ……(歴代の主人公を見つつ)
216:亜人好き ◆HQmKQahCZs
2018/12/03(月) 14:07:21.86 ID:KpvaPj/X0
酷い目にあった。
普通に力が強いバジロウと血の涙を流すほど鬼気迫ったノヘジに左右へ引っ張られて危うく真っ二つになるところだった。
リンネになにか誤解された気がしたが、たぶん大丈夫だろう。
217:亜人好き ◆HQmKQahCZs
2018/12/03(月) 14:35:03.71 ID:KpvaPj/X0
その横にはあの人間の男の姿。どうやらミレイアを慰めているらしい。
結局ミレイアのしたいことは上手くいかなかったみたいだ
ミレイア「………っ」
218:亜人好き ◆HQmKQahCZs
2018/12/03(月) 14:56:43.48 ID:KpvaPj/X0
俺は驚いていた。自分自身のミレイアに対する印象の変化に。
今まで感じていたミレイアに対する思いが吐き出された言葉によって塗り替えられていく。
いや、違う。今まで抱いていたミレイアに対する違和感が拭われていくんだ。
219:亜人好き ◆HQmKQahCZs
2018/12/03(月) 15:03:36.69 ID:KpvaPj/X0
少年「何言ってんだ?………何言ってるんですか。別に嫌ってないですよ」
ミレイア「ほんと……?」
ミレイアの言葉から刺が抜ける。ミレイアの表情がか弱い少女のようになり、瞳がさらに潤む。疑うような、願うような、懇願するようなその問いかけに俺は頷いた。
220:亜人好き ◆HQmKQahCZs
2018/12/03(月) 15:50:18.47 ID:KpvaPj/X0
デザートを食べ終わり、礼を言ってミレイアの教師と別れる。
迎えが来る時間はとっくに過ぎている。1時間ほど待たせただろうか。
申し訳ないと思いながらミレイアと車まで向かうと運転手は俺だけを睨んでいた。わかってはいるけども、なぜだ。
221:亜人好き ◆HQmKQahCZs
2018/12/03(月) 15:51:19.59 ID:KpvaPj/X0
今日はここまで
222:名無しNIPPER[sage]
2018/12/03(月) 15:59:09.96 ID:4fa89AlhO
乙
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