151:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/11/19(月) 11:09:44.22 ID:NCWYoFgi0
奴がいるのは校舎の屋上。
校舎と校舎の間に位置する場所にいる俺たちの行動は丸見えだっただろう。
しかしなんのためにそんなところにいたのか。訝しがる俺たちを後目に奴は逆光の中で高笑いを上げた。
152:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/11/19(月) 11:17:36.35 ID:NCWYoFgi0
少年「なんだこれ!? なんなんだよこれ!!?」
メラメラと燃える火はもう到底料理に使える火力ではない。
これじゃあキャンプファイヤーだな………じゃねぇ!
153:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/11/19(月) 11:38:24.95 ID:NCWYoFgi0
冷気を吹き付ければ火が消えるのは自明の理。これは燃焼四大要素のうちの一つであるマナ。対象平方センチメートル内に存在する火のマナの密度を氷―――すなわち水のマナの密度が超え、火のマナを減少させたからだ。
なんてことはどうでもいいか。
カルラ「そっちしっかり持てよっ。よし、それじゃ運ぶぞ! せーのっ」
154:名無しNIPPER[sage]
2018/11/19(月) 12:04:27.93 ID:mY9YmG28O
1
155:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/11/19(月) 13:18:32.98 ID:NCWYoFgi0
少年「それって、おかしいですよ」
ヒョウカ「何が、でしょうか」
何がおかしいのか。それが整理できない。
156:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/11/19(月) 13:28:08.69 ID:NCWYoFgi0
少年「………ぇ」
なでり、なでり
ヒョウカ「合格、と言いました」
157:名無しNIPPER[sage]
2018/11/19(月) 13:29:08.28 ID:fsea917dO
選択肢2にしてたら不合格やったんか
158:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/11/19(月) 14:26:10.96 ID:NCWYoFgi0
色々と不満もあるが、ヒョウカさんには色々とお世話になったし、お手伝いできることがあるなら喜んでしたい。
この変人だらけの学園でヒョウカさんといればなんとか過ごしていけるだろうし。
少年「それで、これが風紀委員の試験だったんですね」
159:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/11/19(月) 14:34:36.46 ID:NCWYoFgi0
ヒョウカ「それで、風紀委員になった男さんの初仕事ですが」
ヒョウカ「イヅナの処罰です」
男「………はい?」
160:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/11/19(月) 14:41:15.92 ID:NCWYoFgi0
ヒョウカさんは眉尻一つ動かさず、そう言った。
まさか冗談? とも思ったがヒョウカさんの表情はいつもと変わらずぴくりとも動かない。
クロさんはいつも通りニコニコとしてるし、こちらも嘘とは思えない。
358Res/264.89 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20