少年「俺のクラスは亜人だらけ」
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151:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/11/19(月) 11:09:44.22 ID:NCWYoFgi0
奴がいるのは校舎の屋上。

校舎と校舎の間に位置する場所にいる俺たちの行動は丸見えだっただろう。

しかしなんのためにそんなところにいたのか。訝しがる俺たちを後目に奴は逆光の中で高笑いを上げた。

べリア「今行くぞっ、まって、んぐなぁ!?」

そう叫び奴は屋上から飛び降りる。黒いマントが棚引いたかと思えば

ぐちゅっ

そのまま顔面から地面にたたきつけられ、辺り一面に血液をまき散らした。

「ひ、ひぃやぁっ! す、スプラッタっすよぉ!?」

血の匂い自体嗅ぎなれたものだが、それでも目の前に死体があるという光景は何度見ても慣れるものではない。

たとえそれがべリアだとしてもだ。その光景は否が応でも脳内で警鐘を鳴らし続ける。

というか飛べよ! 飛べるだろ!?

べリア「んぐばぁっ!」

ガバっと奴が起き上がる。その勢いでピチャっと血液が俺の顔面に付着した。温い。

「ずぉ、ゾンビっすよぉ〜 逃げるすよぉ〜!!」

イヅナ「お、おいお前ら!!」

散り散りになってくイヅナの仲間たち。

そりゃそうだ。目の前で人が投身自殺を試みただけでショッキングなのに。しかもそれが元気に起き上がるんだからな。正直俺も冷静なふりして吐き気をこらえてる。さすがに顔面に血液つくと気持ち悪い。生臭いし、変に暖かい。

べリア「ふ、ふわはははっ! 我に恐れおののいたか凡人共よ! んなぁ〜っはっはっは」

イヅナ「ち、ちくしょう!! 覚えてやがれ!!」

そんな三流悪役染みたセリフを吐いてイヅナも逃げていく。

正直、なんだこれ。

いったい、なんなんだこれ。

べリア「危ない所を助けてやったぞ凡念! さぁ! 我を称え! 我を崇め! 我を―――ん?」

パチパチパチとはじける音が大きくなった気がする。それになんだか暑くなったような・・・

べリア「………………これ我のせいか!?」

いつのまにか横に倒れていた火が校舎へ燃え移っていた。




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