11: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:23:17.26 ID:2bW172L/O
ガチャ
「やあ寂しくさせてごめんね、この花を見て笑顔を取り戻してよ」
奈緒「うわあ!ドアが開いて花の群れがなだれ込んで来た!っていうか喋った!」
12: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:25:17.32 ID:2bW172L/O
みりあ「わぁー、お花だ。ねえねえ凛ちゃん、奈緒ちゃんにプレゼント?プロポーズするの?」
比奈「見事な花束ッスねぇ〜。今度描く原稿の参考にさせてもらうッス」
夕美「お花?お花だよね!こっちからお花の香りがしたから駆け付けてきたんだっ!」
13: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:27:28.39 ID:2bW172L/O
奈緒「はぁ、なんか一気に疲れたぞ。主にツッコミで」
加蓮「そう、親切心からお見舞に来てもかえって患者を疲れさせてしまうことがある。それが、」
奈緒「もういいからっ!」
14: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:29:13.68 ID:2bW172L/O
凛「それで、奈緒オーディションの練習するんでしょ。私も手伝うよ」
加蓮「ごまかした」
奈緒「うーん、でも練習といってもなにをしたらいいんだ?」
15: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:30:43.01 ID:2bW172L/O
奈緒「やっぱり貴方が犯人だったのね」
加蓮「くっくっくっ、まさか君が気付くとはね。まあたいして問題じゃない。君の病気が急に悪化して病死、死亡診断書にはそう書けばいいだけの話だ」
奈緒「くっ、そんな事してもいつか絶対にバレるわ」
16: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:31:44.17 ID:2bW172L/O
加蓮「薬を使えば簡単なのだがね、私は女の子の悲鳴を聞くのが大好きなんだよ」
奈緒「くっ、最低なやつ」
加蓮「一気にはいかずじわじわと料理してやるからな」
17: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:33:05.91 ID:2bW172L/O
加蓮「さてその強情がいつまで続くかな、楽しませてもらおうか」
奈緒「(こんなセリフ漫画にあったかな?)」
ジョキ
18: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:35:41.61 ID:2bW172L/O
ジャギ
奈緒「きゃっ」
奈緒「(だめだ、なにか気の利いた事言おうとしても手を縛られて刃物が近くにあるだけで怖くて口が開かない)」
19: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:37:26.87 ID:2bW172L/O
奈緒「おっ、おい加蓮いくらなんでも引裂きすぎじゃないのか」
加蓮「…」
奈緒「(あっ、また役に入りきってないとか言われるのか、これ)」
20: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:39:04.16 ID:2bW172L/O
奈緒「おい、思うってなんだよ!おい凛、助けてくれ」
凛「私も二人のやりとり見てたらなんか興奮して来たよ!」
奈緒「凛もかよ!加蓮のあれは演技じゃなくて素だったのかよ!!」
21: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:40:33.82 ID:2bW172L/O
以上で終わりです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ピンチェ版も絶賛構想中なので近々投稿できらたいいと思います。
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