緒方智絵里「らびっとぱにっく」
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21: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/02/16(金) 01:07:56.68 ID:oMgPCNNI0

「やはりこれは、なんとかせねばなりませぬー」
「おっ、芳乃ちゃんが本気出しちゃう? こう、喝っ! とか、ぶおおー! みたいなので一掃できたり?」

 プロデューサーさんが言うには、うさぎさんの一匹一匹は何かあったらポンッと消えちゃうそうな。
以下略 AAS



22: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/02/16(金) 01:09:27.56 ID:oMgPCNNI0

「けどなぁ、危ない橋やないどすやろか? うさぎはんが応えてくれるやもわからへんし」
「芳乃チャンに何かあるかもって方が心配にゃ!」
「し、死亡フラグ、だと思う……よ」
「プロデューサーさんの連絡を待ちましょう?」
以下略 AAS



23: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/02/16(金) 01:10:43.21 ID:oMgPCNNI0

 玄関先の様子はリビングの窓からも見ることができます。
 私達は窓にかぶりつきで見守るしかできませんでした。

 ついてきてはいけないのでしてー、と本人から固辞されたのです。
以下略 AAS



24: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/02/16(金) 01:11:37.83 ID:oMgPCNNI0

「なにゆえ、かくも荒ぶられまするかー」

「生まれし場所こそ違えどもー、我らは同じ生きとし生けるものー」

以下略 AAS



25: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/02/16(金) 01:13:26.49 ID:oMgPCNNI0

 …………リビングルームはお通夜の空気でした。

「わ、私がもっと強く止めてれば……」
「芳乃ちゃん…………」
以下略 AAS



26: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/02/16(金) 01:14:37.98 ID:oMgPCNNI0

「……あれ……?」

 小梅ちゃんが小さく声を上げました。
 視線の先にはつけっぱなしのテレビ。これは陰謀いやいや誰かのミスはたまた天罰今こそ政権交代、
以下略 AAS



27: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/02/16(金) 01:15:44.85 ID:oMgPCNNI0


「ひょわぁぁぁああああーーーーっ!?」
「んに゙ゃーーーーーーーーーーっ!?」

以下略 AAS



28: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/02/16(金) 01:17:33.83 ID:oMgPCNNI0

 ばたんっ!!

 扉を固く閉めて、廊下に出られることだけはなんとか阻止。

以下略 AAS



29: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/02/16(金) 01:18:54.35 ID:oMgPCNNI0

 弾丸のように扉に飛びつく輝子ちゃんを、私とみくちゃんで慌てて羽交い絞めにします。

「離してくれ!! トモダチがッ!! トモダチが中にいるんだァッ!!」
「ダメにゃ輝子チャン! 今ドアを開けたら……あっ!」
以下略 AAS



30: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/02/16(金) 01:21:22.94 ID:oMgPCNNI0


 輝子ちゃんと小梅ちゃんの姿が消えました。

 私達は、視界を埋め尽くすうさぎさんとの直接対峙を余儀なくされます。
以下略 AAS



31: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/02/16(金) 01:23:00.98 ID:oMgPCNNI0

   ―― うさぎだらけの街


「くそっ、全然進めない……!」
以下略 AAS



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