22: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/02/16(金) 01:09:27.56 ID:oMgPCNNI0
「けどなぁ、危ない橋やないどすやろか? うさぎはんが応えてくれるやもわからへんし」
「芳乃チャンに何かあるかもって方が心配にゃ!」
「し、死亡フラグ、だと思う……よ」
「プロデューサーさんの連絡を待ちましょう?」
「そうですよ〜。お茶菓子でも頂いて、ゆっくりしましょう〜?」
「或いはヴァルハラへの飛翔……白き無垢なる魂達は、時に汝の身を蝕むやも知れぬ」
「よ、芳乃ちゃんだけ、危ないことをさせられないし、な……フヒ」
「せやねぇ。とりあえず現状問題ないんだから、もうちょい様子見でいいんじゃない?」
「芳乃ちゃん……」
「みなさまー。ご心配くださいまして、とても嬉しいのでしてー」
止めるみんなに一つ一つ頷き返し、芳乃ちゃんはだけど決意を翻しません。
「しかしながらー、誰かがやらねばならぬことなればー。今こそ、依田は芳乃におまかせくださいませー」
と、いつものように微笑んで。
玄関先のお掃除に出るみたいなノリで、止める声も聞かずに出ていくのでした。
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