60:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:18:34.72 ID:2X1um2xF0
――CGプロ レッスンルーム――
トレーナー「よし、今日はここまでだ」
5人『ありがとうございました』
61:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:19:07.61 ID:2X1um2xF0
茄子「ほーたーるーちゃん」
ほたる「え――わっ」
ほたる(そんな事を考えて暗い顔をしていたからでしょうか、茄子さんの腕が私をギュッと包み込みます)
62:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:19:34.41 ID:2X1um2xF0
ほたる「不安は……やっぱりあります」
ほたる「私自身の事もそうですし……やっぱり何より、ライブが無事に終わるかどうかって……ライブ中に何か問題が起こったらどうしようって……考えても仕方のないことなのに……」
フレデリカ「うーん、それは考える意味があるんじゃないかな〜?」
63:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:20:10.26 ID:2X1um2xF0
裕子「奈緒さんものすごくテンパってましたもんね! 歩く時、右手と右足一緒に出してましたし!」
フレデリカ「楽屋で緊張しすぎてて、フレちゃんとプロデューサーがナオちゃんの髪の毛モリモリセットして遊んでても全然気づかなかったもんねー」
裕子「最後に私のスプーンを簪みたいに刺しても気付かないで、そのままステージに出そうになってましたね!」
64:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:20:43.80 ID:2X1um2xF0
フレデリカ「っとと、茶番はこれくらいにしておいてー、本題の真面目な話しよっか」
奈緒「茶番って……」
茄子「ふふ、そうですね」
65:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:21:15.07 ID:2X1um2xF0
裕子「では問題が起こったら奈緒さんのアカペラで会場を温めて……」
フレデリカ「フレちゃんたちは舞台袖のスタッフさんと意思疎通できるようにしとこっか。部署に言えば小さなLED掲示板とか用意してくれるかな〜」
奈緒「え、あたしがアカペラするの確定なのか!?」
66:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:21:52.46 ID:2X1um2xF0
フレデリカ「それじゃあ次は、更なる未知の問題に備え、自動車教習所の学科とかでよくやる『もしかしたら○○が起こって××かもしれない』って感じの事を考えてみよっか!」
茄子「フレデリカちゃん、免許持ってるんですか?」
フレデリカ「ううん、持ってないよー。ダイヨンに車が好きなアイドルがいて、その人に教えてもらったの。楽しそうだから1回やってみたかったんだ〜」
67:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:22:25.59 ID:2X1um2xF0
――CGプロ 第8アイドル事業部――
ちひろ「いよいよ来週ですね、ほたるちゃんの……バックダンサーですけど、初ステージ」
P「…………」コクン
68:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:22:57.26 ID:2X1um2xF0
ほたる「はい……おはようございます、ちひろさん、プロデューサーさん……」
P「……?」
ちひろ「今日もレッスンでしたね。どうですか、調子は?」
69:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:23:24.09 ID:2X1um2xF0
――CGプロ エレベーター――
ほたる「プロデューサーさんは1階ですよね? 私はレッスンルームだから2階――」
ほたる(――のボタンを押そうとした私の手をプロデューサーさんは制しました)
70:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:23:50.60 ID:2X1um2xF0
P「そうだ、僕も君ももう一度新しく生まれ変われるよ。傷ついて笑うのは金輪際もうやめにしよう」
ほたる(……というより、最初から抗う気持ちがなかったのかもしれません)
ほたる(プロデューサーさんに手を引かれ、CGプロダクションから私たちは抜け出しました)
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