エンド・オブ・オオアライのようです
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526: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/07/08(日) 23:52:52.70 ID:2S9GHnYJ0
「僕が周りをやる!古鷹は中核の航空隊を!」

「解りました!────敵航空隊捕捉!射撃開始、射撃開始!」

空に向けられた二門の機銃が、火を噴く。古鷹の20mm連装機銃から吐き出された太い火線と、それにまとわりつくようにして放たれる時雨の7.7mm機銃の火線が敵航空隊を真っ向から迎え撃つ。
以下略 AAS



527:名無しNIPPER[sage]
2018/07/09(月) 14:16:19.48 ID:xg02lXG00
更新乙です
いきなり撃墜からの参戦では目的地への到着も遅くなりそうですな


528:名無しNIPPER[sage]
2018/07/10(火) 01:21:20.38 ID:Zj4Z5XiE0



529: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/07/10(火) 23:11:36.85 ID:rOfJumKu0
何百回も、散々、うんざりするほど奴らの声は耳にしてきた。だけど今でも、それを聞く度に私の卵肌は一瞬にして鳥肌に様変わりする。

『『『ォオアアアアアアアアアッ!!!』』』

奴らの、深海棲艦の咆哮を聞き飽きることがあっても、聞き慣れることは少なくとも私には永遠に来ないに違いない。
以下略 AAS



530: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2018/07/10(火) 23:43:12.37 ID:rOfJumKu0
砲が火を噴く直前に鳴り響く、乾いた破砕音。序で上がった呻き声に、ホ級flagshipはびくりと身体を震わせてその声が上がった方に顔を向けた。

恐らく旗艦であるホ級の周囲を固めていた、数隻の駆逐二級後期型。その内一隻の前面装甲に、蜘蛛の巣の如く無数の細かいヒビが入る。エッグスタンドに入ったゆで卵のように縦長のシルエットがグラグラと左右に揺れた後力尽きたように崩れ落ちる。

倒れた個体のヒビの中心に突き刺さるのは、砲弾ではない。奴らの装甲表皮と全く同じ色合いの、一本の“くない”だ。
以下略 AAS



531:名無しNIPPER[sage]
2018/07/11(水) 00:34:35.99 ID:tmN4keD20
投下乙!



532:名無しNIPPER[sage]
2018/07/11(水) 21:38:20.68 ID:M10v23D80
おつ


533:名無しNIPPER[sage]
2018/07/12(木) 01:40:10.99 ID:BdadLwv1O
何ヶ月ガルパンキャラ出してないんだ?


534: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2018/07/13(金) 23:10:49.36 ID:s0ujgYNM0
奴らと接敵してからイ級の頭部が瓦割りされるまで、恐らく一分程度しか経っていないだろう。だけどその60秒前後で、敵艦隊は私達マッスル鎮守府の“番犬”の実力を正確に理解したらしい。

『ォオオオ……ギィッ!!』

『アァアアアア……』
以下略 AAS



535: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/07/13(金) 23:14:52.85 ID:s0ujgYNM0
20mの巨躯が揺らぎ、後ろ向きに傾ぐ。時雨に振り下ろされているはずだった大きな握り拳から力が抜け、倒れ行く身体を支えようとでもしたか両の手が何度か宙を掴む。

『ゴ………ギッ……』

ズンッ、という低い音と共に地面が微かに揺れ、仰向けで倒れ込んだホ級flagshipの周囲で土煙が舞い上がる。束の間、自分の身に何が起きたのか確かめようとしているかのように眼孔のない頭部が力なく揺れていたが、やがてその動きもすぐに止まった。
以下略 AAS



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