272:名無しNIPPER[sage]
2018/02/10(土) 07:01:55.09 ID:cjCcIC4A0
世界全体が詰みかけているのに、お花畑組が平壌運転過ぎるなw
それにこれまた意外な所が…
273:名無しNIPPER[sage]
2018/02/10(土) 13:06:55.41 ID:OT2zTlGf0
乙
>>1はリトルアーミーだけじゃなくてリボンも詳しいのね
政治的においしい役目だといいな
274:名無しNIPPER[sage]
2018/02/10(土) 16:14:46.97 ID:f73lJbhQ0
う、うーんこれは^^;
275: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/02/10(土) 23:17:37.61 ID:tuhNfgCQ0
これまで見てきた商店街の様子からある程度察していたことだが、店内もまたがらんどうだった。
客は今し方入ってきたアスパラガス自身とカウンター席の中程に座るダージリンの二人だけ。後は店員と思わしき初老の女性が厨房にいて、フライパンを揺すって何かを焼いている。
「そんな入り口に立っていないで座りなさいな。安心して頂戴、店内にはジェームズ=ボンドもゲイリー=アンウィンも潜んでないわ」
276: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/02/11(日) 00:01:38.64 ID:eEG3zdFy0
江戸時代末期からの近代化に伴い国が西洋の事物・文化・技術を取り入れていく過程で、その媒体となった数多の【学園艦】もまた強い影響を受けていった。カナダとの交流を盛んに行っている苫小牧メイプル学園、トルコとの親交が深いケバブハイスクール、ソヴィエト・ロシアの国風をそのまま校風に反映させたプラウダ高校、不要なところまでフランスに似てしまったマジノ女学院にBC自由学園───確かにそれぞれの学園艦が、繋がりが強い国家の“縮図”やステレオタイプ・サンプルのようになっている節はある。
(だからといってこうも本家英国に似なくてもよかろうに………っ!)
やたらと勿体ぶった言い回しを好む風潮に、所構わず開かれるお茶会、タンカスロン関連では“本家”の悪名高い三枚舌外交を彷彿とさせる謀略の数々も幾度か目の当たりにした。
277: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/02/11(日) 08:26:47.08 ID:eEG3zdFy0
「いい加減用件に入るザマスダージリン。この無駄な問答が続くようなら私は帰る」
「あら、お口と頭の運動は大事だと思わない?」
「貴女にとっては準備運動でも着いていく私からすれば42.195kmのフルマラソンと同じザマス」
278:名無しNIPPER[sage]
2018/02/11(日) 13:44:25.30 ID:cIBClsrA0
おつおつ
それにしてもこんな情勢なのにノリノリだなw
279: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/02/11(日) 23:04:13.27 ID:eEG3zdFy0
「大洗町に展開している自衛隊が戦力の増強を始めたわ」
「…………」
こっちの視線に気づいているだろうに、隣の紅茶女は手元のティーカップを一度傾けた後淡々と話を続ける。鼻っ柱に一発お見舞いしてやりたくなるが、ぐっと堪えて無言で続きを促す。
280:名無しNIPPER
2018/02/11(日) 23:39:41.57 ID:eEG3zdFy0
Central Readiness Regiment ────【中央即応連隊】。陸上自衛隊の中では最も深海棲艦との戦闘経験が豊富な、国内屈指の精鋭部隊だ。
元々は首都圏での対テロ戦闘や国外派兵を見越して設立された部隊だったが、東南アジア戦線での反攻作戦において数々の戦果を上げたため正式に対深海棲艦特殊部隊として再編されたという経緯を持つ。高い練度を誇る一方で規模はあくまで700人という少数精鋭のため、戦況が安定傾向にあった近年は【第二次マレー沖海戦】のような大規模作戦でない限り基本的に宇都宮駐屯地で温存されてきた。
その部隊を、他の方面からも深海棲艦が日本本土に押し寄せてきている状況下で大洗の戦線に率先して割くという。それも、艦娘戦力もまだまだ動員できるにも関わらず。
281: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2018/02/12(月) 00:40:17.49 ID:OCWv7WkR0
クスクスクス。アスパラガスの刺すような視線を受けて、ダージリンは心底おかしそうに肩を震わせる。
「“やらかす”って………それじゃあまるで私が何か悪巧みをしているような言い草ね」
「日頃の行いの報いザマス。オオカミ少年が何故全ての羊を食われる羽目になったかよく考えた方がいい」
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