81: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/01/20(土) 12:45:05.97 ID:/CUsXBBs0
二人は手を繋いで暗い夜道を歩いた。妹の手は温かった。
いや、自分の手が冷えていたのかもしれない。身体も、心も、冷えている。
勇者の妹「綺麗……」
82: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/01/20(土) 13:11:25.22 ID:/CUsXBBs0
〜翌朝〜
先代勇者の首と手足が盆に乗って、卓の上へ運ばれた。
蠅が飛び交っている。どこに卵を産み付けようか、迷っているかのようだ。
腐りかけた肉の臭いにつられて、野犬も集まってきた。
83: ◆EpvVHyg9JE[sage]
2018/01/20(土) 13:13:46.45 ID:/CUsXBBs0
ここでプロローグは終了となります
勇者が魔女と一緒に旗揚げして、金持ちと頭脳を味方につけて、叛乱の拠点を奪い取った
という流れです
84:名無しNIPPER[sage]
2018/01/20(土) 13:16:03.87 ID:BG+MdVIA0
乙
85:名無しNIPPER[sage]
2018/01/20(土) 23:00:35.57 ID:k9S0HVK5o
乙
86:名無しNIPPER[sage]
2018/01/21(日) 18:09:41.75 ID:fpyblGYDO
乙
87: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/01/22(月) 10:29:24.46 ID:H4KAurkc0
「わあッ」
派手な音をたてて、荷車が倒れた。
積んでいた壺のふたが外れ、茶色い液体が飛び散る。
強烈な悪臭。
88: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/01/22(月) 10:32:58.02 ID:H4KAurkc0
便所掃除は、王都アルマリクから派遣された駐屯兵300名の一人だった。
他の怠け者と違い、それなりの鍛錬を積んでいる。
全て、虚飾と謀略に満ちた貴族の世界から抜け出すためだ。
腹を割って話せる、本物の友を得るためだ。
89: ◆EpvVHyg9JE[sage]
2018/01/22(月) 10:36:09.75 ID:H4KAurkc0
所属されじゃない
配属され、だ
細かいミスが目立つ……
90: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/01/22(月) 10:50:14.67 ID:H4KAurkc0
軍師「こいつの胸を突け」
本物の槍を使っての試合。相手の得物は剣のようだ。
剣と槍では、こちらに圧倒的な分がある。
相手の胸を突く。つまり、この場で殺すということ。
91:名無しNIPPER[sage]
2018/01/22(月) 16:58:36.53 ID:9qXipbkOo
つまんね
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