114:名無しNIPPER[sage]
2018/02/06(火) 01:51:20.84 ID:lQPYOb5DO
乙
115: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/02/06(火) 22:30:35.21 ID:a/tvFQ4v0
数時間かけて、肥溜めの糞尿を汲み出した。
便所掃除が柄杓で液状の糞をすくい、壺に移す。
その壺は並んだ兵士達によって、リレー方式で防塁まで運ばれる。
全部で300個。糞壺は一人一個までしか持てない。
116: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/02/06(火) 23:26:15.83 ID:a/tvFQ4v0
勇者「戦が、始まる」
銅鑼の音が一回、二回、三回、朝の澄んだ空気を切り裂いた。
進軍の合図だ。
対岸に集結しているテルメズの歩兵1200が部隊を横一列に広げながら、一斉にアムダリヤの激流へ身を投じる。
117:名無しNIPPER[sage]
2018/02/07(水) 02:03:08.50 ID:YIRhVCrDO
乙
118: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/02/07(水) 21:21:18.33 ID:8oje54qnO
便所掃除「やっぱ、圧が違ェな」
1200人の男達があげる雄叫びは、遠く離れた防塁の空気をも震えさせた。時に高く、時に低くうねるそれは、竜の咆哮を思わせる。
便所掃除「デケェ魔物が攻めてきているようなもんだ。気を抜くとマジで死ぬぞ」
119:名無しNIPPER[sage]
2018/02/07(水) 21:24:49.58 ID:8oje54qnO
震わせた、だった
投稿してから気がつくミス
120: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/02/09(金) 01:22:32.27 ID:mb4a/myF0
案の定、テルメズ兵は仲間の死体を盾に矢の雨を突破した。
助走をつけた後、背中の短槍を投げてくる。
大半は途中で地面に刺さったり、堅固な石の壁に阻まれたが、距離が近づくにつれて投げ槍の精度も上がってきた。
つまり、人間に刺さるようになった、ということである。
121:名無しNIPPER[sage]
2018/02/09(金) 02:58:08.92 ID:01uE/8IDO
乙
122:名無しNIPPER[sage]
2018/02/09(金) 07:37:33.08 ID:0Ndd469ao
読みにくいわ
なんか小学校高学年が書いてる作文みたいなギクシャク感
123: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/02/09(金) 23:14:06.97 ID:mb4a/myF0
軍師「戦況は五分五分。先代勇者時代の守兵がいなければ、瞬く間に町を占拠されていた。こればかりは、あの男に感謝せねばな」
物見櫓の上で戦場を見下ろす軍師。
槍が飛び交っているものの、軍師の立つ場所までは届かない。
敵が梯子を上ってきた時は、護衛の役割を果たす勇者がことごとく斬り伏せている。
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