245:名無しNIPPER[saga]
2018/06/10(日) 21:46:52.27 ID:xxwgaqJq0
粧裕「……嘘をつくにしてももっとマトモな嘘をついて、あなたの目的は何? 本当はどこであたしの事を知ったの? 嘘はつかないで、真実のみを話して」
ミサ「ミサ、嘘なんてついてないのに」
粧裕(この女……)
246:名無しNIPPER[saga]
2018/06/10(日) 21:47:28.31 ID:xxwgaqJq0
ミサ「あのね、ミサの両親は丁度1年前にミサの目の前で強盗に殺されちゃったの。ミサは強盗の顔も覚えてたし、その強盗もすぐ捕まって、ミサは強盗を死刑にしてって警察の人に言ったんだよ? だけど警察の人は裁判を待てって言ってきて……」
ミサ「裁判が始まったら証拠が不十分って凄い時間がかかって……そのうちに冤罪の見方もでてきたって大人の人に言われて……ミサ、難しい事はわからなかったけど、相手の弁護士がやり手とかどうとか言ってて……ミサは何でミサのお父さんとお母さんを殺した犯人がすぐに死刑にならないのってずっと言い続けたのに誰もミサの言葉を聞いてくれなくて……」
ミサ「お父さんやお母さんを殺した犯人を絶対に許せなかったし殺してやりたいって考えた……でもそんなことはいけない事だしどうしたらいいのかわからなくなっていたとき、その犯人を裁いてくれたのがキラだったの」
247:名無しNIPPER[saga]
2018/06/10(日) 21:48:10.90 ID:xxwgaqJq0
粧裕「あなたはデスノートを使ってしまったことをどう思っているの?」
ミサ「え? どうって?」
粧裕「あなたは人を殺した。それに対して思うことはないの?」
248:名無しNIPPER[saga]
2018/06/10(日) 21:48:44.95 ID:xxwgaqJq0
粧裕(あぁ……そういうこと)
粧裕(この女は……どうしようもなく馬鹿で……子供なんだ)
粧裕(自分のした事も碌に理解できない馬鹿な子供。だから簡単にあんな恐ろしいノートを使って平気でいることが出来る)
249:名無しNIPPER[saga]
2018/06/10(日) 21:50:43.24 ID:xxwgaqJq0
粧裕(でも、どうやって殺す? この女は第二のキラ……この女のことだ、テレビ局に送ったビデオにも何の細工もしていないか、していてもすぐに警察にバレるような細工程度だろう……警察はこの女を第二のキラと断定するのも時間の問題……)
粧裕(あのビデオがテレビ放送されてから5日……警察はどこまで捜査の手を進めている? この女を第二のキラと断定するまでどれくらいの時間がかかる? いや、すでに第二のキラと断定されていたら……)
粧裕(……断定されていた場合、殺すのはまずい。警察がこの女を第二のキラと断定して逮捕に踏み切っていない理由は……第二のキラを泳がせてキラの尻尾をつかむことしか考えられない)
250:名無しNIPPER[saga]
2018/06/10(日) 21:51:57.99 ID:xxwgaqJq0
粧裕「ミサさんの目的はあたしに会ってお礼をいう事ですよね? それが叶った今、もうノートを使う必要なんて無いですよね?」
ミサ「う、うん、そうだけどー……」
粧裕「なら、ノートを渡してもらえますか? それで所有権を放棄してください」
251:名無しNIPPER[saga]
2018/06/10(日) 21:52:45.40 ID:xxwgaqJq0
粧裕「……待って。今、死神が死んだって言った?」
ミサ「え? そうだよ」
粧裕「……死神って、死ぬの?」
252:名無しNIPPER[saga]
2018/06/10(日) 21:53:13.09 ID:xxwgaqJq0
また書いてきますよー
253:名無しNIPPER[sage]
2018/06/10(日) 21:56:53.39 ID:PpQB49YU0
元々の粧裕の行動原理は
ノートを他の誰かに渡したらよりあかん事になる
粧裕が自殺してもリュークが他に渡しにいく
使わなかったらリュークに殺されて他に渡される
この三つが原因だから良い事してるなんてみじんも思ってないんだよな
254:名無しNIPPER[sage]
2018/06/10(日) 22:27:53.56 ID:06K7Z47q0
確か殺されそうになってるその人間を助けたい、って言う思いがなければ、殺そうとしてる人間を殺しても大丈夫なんだっけか?
それにしても死神ってホントなんのためにいるのか…死神大王ってついぞ登場しなかったけど、知ってるのかな?
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