251:名無しNIPPER[saga]
2018/06/10(日) 21:52:45.40 ID:xxwgaqJq0
粧裕「……待って。今、死神が死んだって言った?」
ミサ「え? そうだよ」
粧裕「……死神って、死ぬの?」
ミサ「あー、やっぱり知らないよね? 死神の殺し方! ミサが教えてあげようか?」
粧裕「うん、教えて」
ミサ「えっとね、例えば、このレムがミサのことを好きで好きでどーしようもなくなっちゃって。そんなときに、ミサが誰かに殺されそうになったとします」
ミサ「そのミサを殺そうとしている人をレムが殺しちゃうと、レムは死んじゃうの。ねー、そうだよね、レム」
レム「ああ」
粧裕「……もう少し分りやすく言って」
ミサ「えー、分りやすく言ったのに。レムー、分りにくかったかな?」
レム「……つまり、死神は特定の人間の寿命を伸ばすような行為をしてはならないという事だ。死神は人間の寿命をいただくために存在している。それを破るという事は死神失格、死神は死ぬ」
粧裕「…………」
リューク「ほー、しかしそんなことする死神が存在するとは思えないけどな」
レム「いたんだよ、この娘を助けた死神がな」
リューク「信じらんねー」
粧裕(死神が死ぬ?)
粧裕(あたしを退屈しのぎという理由でこの地獄に引きずり込んだこの死神も死ぬ?)
粧裕(いや……殺せる?)
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