249:名無しNIPPER[saga]
2018/06/10(日) 21:50:43.24 ID:xxwgaqJq0
粧裕(でも、どうやって殺す? この女は第二のキラ……この女のことだ、テレビ局に送ったビデオにも何の細工もしていないか、していてもすぐに警察にバレるような細工程度だろう……警察はこの女を第二のキラと断定するのも時間の問題……)
粧裕(あのビデオがテレビ放送されてから5日……警察はどこまで捜査の手を進めている? この女を第二のキラと断定するまでどれくらいの時間がかかる? いや、すでに第二のキラと断定されていたら……)
粧裕(……断定されていた場合、殺すのはまずい。警察がこの女を第二のキラと断定して逮捕に踏み切っていない理由は……第二のキラを泳がせてキラの尻尾をつかむことしか考えられない)
粧裕(あたしとこうやって会った後、この女が死ねば警察はこの女と接触した人間を疑う……第二のキラを殺した犯人、キラとして)
粧裕(…………となると、すぐには殺さずに、この女が逮捕されるまで待つ。この女が第二のキラとして逮捕された時点で殺せば、警察はキラが誰かなんて結び付けられなくなる)
粧裕(……捕まるまで待って、それから殺す。それがベスト)
粧裕(なら、後はあたしのやるべき事は)
粧裕「あの、ミサさん」
ミサ「うん、何何?」
粧裕「ミサさんの提案なんですけど、あたしはこれからも一人でやっていこうと考えていますんで遠慮しておきます」
ミサ「ええーっ!?」
粧裕「ミサさんのお気持ちは伝わりました。あたしにお礼を言うためにここまでしてくれてあたしもとても嬉しく思っています。こうやってミサさんと会えたことでこれからもあたしは頑張っていけると思います」
ミサ「ほんと!?」
粧裕「はい。なので、ミサさんはもうノートの所有権も手放して元の生活に戻ってください」
ミサ「えっ」
レム「!」
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