1:名無しNIPPER[saga]
2017/11/21(火) 19:56:46.80 ID:tuTmdYX90
以前エタらせたフルメタヨルムン二次創作。
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2:名無しNIPPER[saga]
2017/11/21(火) 19:57:56.86 ID:tuTmdYX90
◇◇◇
メリダ島、ミスリル西太平洋戦隊のブリーフィングルーム。
そこに列したSRTメンバーのひとり、相良宗介の呟きに応えたのは、同じSRTの――そもそもこの部屋には特別対応班の人員しかいないが――メリッサ・マオ少尉だった。
3:名無しNIPPER[saga]
2017/11/21(火) 19:58:26.25 ID:tuTmdYX90
「……元マフィアに警察官に日本の自衛官。おまけに少年兵……個性豊かな面子だなぁ、おい」
「この砲兵上がり、姐さんと名前似てますね」
4:名無しNIPPER[saga]
2017/11/21(火) 19:59:09.39 ID:tuTmdYX90
◇◇◇
「はい! という訳で今回のお客さんはテロリスト"意識の高い秘密結社"さんです!」
洋上に浮かぶ巨大なコンテナ船の一室で、ココ・ヘクマティアルはいつもの様に薄い笑みを浮かべながらそう宣言した。
5:名無しNIPPER[saga]
2017/11/21(火) 19:59:38.06 ID:tuTmdYX90
喧騒をよそに、ココはヨナに連中の説明を続行した。
「こほん! 正義の傭兵部隊。連中は、武器を卸す相手がゲリラやテロリスト、それも結構な勢力を持つ相手の場合にのみ出張ってくる謎の武装集団だ。
調べた限りでは、どこの国に所属しているわけでもないらしく、全世界規模で活動をしているらしい。私の同業者にとっては頭痛の種さ」
6:名無しNIPPER[saga]
2017/11/21(火) 20:00:06.70 ID:tuTmdYX90
◇◇◇
「――概要は以上よ。今回は積雪地での作戦になるから、各自、モーション・マネージャの確認をしておくように……ってあたりで、どんなもんでござんしょ?」
「上出来だ、少尉。この調子で頼む」
7:名無しNIPPER[saga]
2017/11/21(火) 20:01:08.29 ID:tuTmdYX90
◇◇◇
ソビエトの軍港で、ルツとトージョは自分たちがここまで乗ってきた船をぼんやりと眺めていた。
いつものタンカー船――ではなく、ソ連軍の輸送艦である。どういうコネを使ったのか、ここまで運んでもらったのだ。
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