7:名無しNIPPER
2017/11/12(日) 17:09:37.88 ID:PAb0ZZtSo
一旦ここまで(冷静になってしまった顔)
8:名無しNIPPER[sage]
2017/11/12(日) 17:30:16.00 ID:fa7S+4tmo
………………………ハッ!? お、乙
9:名無しNIPPER[sage]
2017/11/12(日) 18:25:05.55 ID:I67BOUZGo
期待
10:名無しNIPPER
2017/11/12(日) 21:24:12.77 ID:PAb0ZZtSo
「大丈夫だ。安心して欲しい。俺は大丈夫だ……大丈夫だ……大丈夫だよ。そうだよ、俺が大丈夫にしなくちゃ……」
虚ろな瞳をしたプロデューサーはぼそぼそ、と呟いてます。
ど、どうしましょう。
11:名無しNIPPER[saga]
2017/11/12(日) 21:25:31.08 ID:PAb0ZZtSo
「……一ヶ月?」
「えっ、あ、はい」
ぱくぱくと、プロデューサーは口を開いて、閉じてを繰り返し、絞り出すように言葉を吐き出そうとする。
12:名無しNIPPER[saga]
2017/11/12(日) 21:26:17.86 ID:PAb0ZZtSo
「オムライスに描いたのは……なんだったか……」
少しだけ額に指を当てて、「あぁ、そうだ」と呟いてからプロデューサーは顔をあげる。
「確か、コアラだ」
13:名無しNIPPER[saga]
2017/11/12(日) 21:27:02.46 ID:PAb0ZZtSo
「うん。あそこのお天気お姉さんは相も変わらず美人さんだったな。そうだよ。そうに違いない」
ソファーに座る私の腰掛け、緑茶を一口啜るプロデューサー。
その相貌は穏やかでまるでFXで有り金全部溶かした人のような、思わず目を惹かれるほど魅力的で、思わず溜息が漏れそうになった。
14:名無しNIPPER[saga]
2017/11/12(日) 21:27:44.86 ID:PAb0ZZtSo
醜いということはこの世界でいつも私の足を掴んで離さない呪いのようなものだ。
生きる上でどこまでも付き纏うもの。
プロデューサーの目が悲しげに細められる。
……あぁ。私はまたこの人を悲しませてしまった。
15:名無しNIPPER[saga]
2017/11/12(日) 21:28:28.32 ID:PAb0ZZtSo
「ちなみに、なんだが」
それは意を決したような言葉だった。
重厚な、勇気を絞り出すような。
16:名無しNIPPER[saga]
2017/11/12(日) 21:29:39.46 ID:PAb0ZZtSo
言え。私、言ってしまえ。
ここで言えてこそのデキる淑女。いけ、この流れならいけます。
いける――ハズ!
「私が今まで見てきたどんな人よりもステキですよ」
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