6: ◆ROiGFUMIKA[saga]
2017/10/27(金) 00:13:59.65 ID:iRLQJglJ0
○
重いトートバッグを肩にかけ、靴を鳴らして街の雑踏へ。
7: ◆ROiGFUMIKA[saga]
2017/10/27(金) 00:14:28.15 ID:iRLQJglJ0
○
空いている座席に腰掛けて、トートバッグから持参した本の内の一冊を取り出します。
8: ◆ROiGFUMIKA[saga]
2017/10/27(金) 00:14:55.54 ID:iRLQJglJ0
○
車内のアナウンスが二度ほど事務所の最寄駅を告げます。
9: ◆ROiGFUMIKA[saga]
2017/10/27(金) 00:15:29.67 ID:iRLQJglJ0
○
駅を出て、喫茶店の方を見やると、プロデューサーさんは既に待っていてくださるようでした。
10: ◆ROiGFUMIKA[saga]
2017/10/27(金) 00:15:55.78 ID:iRLQJglJ0
○
「飲み物、何にします?」
11: ◆ROiGFUMIKA[saga]
2017/10/27(金) 00:16:26.40 ID:iRLQJglJ0
○
「……あの」
12: ◆ROiGFUMIKA[saga]
2017/10/27(金) 00:16:59.62 ID:iRLQJglJ0
○
アイスコーヒーとタルトケーキが二つ運ばれてきた段階で、一旦中断しましょうということになりました。
「いただきます」をして、タルトケーキに手をつけました。
13: ◆ROiGFUMIKA[saga]
2017/10/27(金) 00:17:46.43 ID:iRLQJglJ0
○
取り留めのない談笑を交えながら、タルトケーキを食べ終えますと、またしても議題は例の物へと戻ります。
14: ◆ROiGFUMIKA[saga]
2017/10/27(金) 00:18:16.60 ID:iRLQJglJ0
○
若干興奮気味のプロデューサーさんをよそに、きっとこういうことを灯台下暗しと言うのでしょうね、などと一人で思考を巡らせます。
15: ◆ROiGFUMIKA[saga]
2017/10/27(金) 00:18:49.70 ID:iRLQJglJ0
○
「たぶんわかりました」
16: ◆ROiGFUMIKA[saga]
2017/10/27(金) 00:19:18.34 ID:iRLQJglJ0
◆
というものが、私のとある辞典にまつわるお話です。
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