38:名無しNIPPER
2017/11/01(水) 21:23:04.55 ID:mXmmcjIrO
ウサギ小屋
男「………」ぼ〜〜〜
39:名無しNIPPER
2017/11/01(水) 21:38:38.42 ID:mXmmcjIrO
転校生「なんて迷惑か。そんな人間があってはならない。居てはならない、けれど居てしまうし生きています」
委員長「う、うん…そりゃそうだよ、どんなに駄目だ迷惑だって言われても…」
委員長「タイプホルダーって人たちも、ちゃんと一緒に生きてるんだから」
40:名無しNIPPER
2017/11/01(水) 21:49:37.48 ID:mXmmcjIrO
委員長「そういうコトなの?」
転校生「そうですね。迷惑がかかりにくい個人系統だから、が選考理由です」
男「………」じぃー
41:名無しNIPPER
2017/11/01(水) 21:59:48.78 ID:mXmmcjIrO
男「うん、だね。どうやら僕が居たら話が進まないようだ、ちょっと小屋の外に出てるよ」
ガチャ キィ
転校生「あらら良いんですよ? 私、男サンとの腹の探り合い会話好きですし〜!」ニヨニヨ
42:名無しNIPPER
2017/11/01(水) 22:15:06.05 ID:mXmmcjIrO
転校生「夜、人気無いはずの校舎内で唸り声……囁き声?」
委員長「さあ? みんな唸り声って言ってるから、ウゥ〜〜! とかガォ〜〜! なんじゃない?」
転校生「そりゃまた豪快な泣き方で。それでそれで放送室とは何の関係が?」
43:名無しNIPPER
2017/11/01(水) 22:24:24.73 ID:mXmmcjIrO
男「まあ、荒れた大地だと生命力強い野菜が育つと言うし…しかし柵によって区画を強化するのも…」
ゴソゴソゴソ ゴソゴゴソ
44:名無しNIPPER
2017/11/02(木) 19:47:22.44 ID:ONmt6KKSO
男(───遠い、呼び出そうにも小屋に居る彼女たちに声は届かない…)チラ
『あのーマジ、聞こてますかね? え、失敗したの私?』
男「…君は誰だ?」
45:名無しNIPPER
2017/11/02(木) 20:02:33.76 ID:ONmt6KKSO
男「それは、訂正するべきだ放送室の唸り声。彼女は決して僕の友達ではない、単なる知り合い程度の関係だ」
『なんの言い訳にもなりませんけど? フヒッ ウソ下手くそすぎだろ、マジワロけるww』
男「だから違うと、」
46:名無しNIPPER
2017/11/02(木) 20:14:50.25 ID:ONmt6KKSO
『気づいてたに決まってるだろー? 馬鹿だなぁ、全部見えてるんだから隠しても無駄だって』
委員長「きゅ、急に男くんが音もなく戻ってきたと思ったら……なんなの、どういった話なのコレ!?」
転校生「足音を立てない彼の技量も去ることながら、つまり、トランシーバーで聞き取るだけじゃないというワケですか」
47:名無しNIPPER
2017/11/02(木) 20:29:49.06 ID:ONmt6KKSO
委員長「男くん…! なんて格好いいこと言っちゃうの! やっぱこーいう気持ちが大切なんだよ…!」キラキラ
転校生「私…もしかして君とのフラグ立っちゃってました!? やっぱ転校生だから!?」キャーッ
男「ちょっと黙ってて」
48:名無しNIPPER
2017/11/02(木) 20:41:05.89 ID:ONmt6KKSO
男(──そうだね、)チラ
委員長「きゃっ!?」ブワァ!!
『!? しまっ、───ジジッ』
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