242: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/04/17(火) 04:19:10.69 ID:QyzDaU9I0
自慢のヒゲをひくひくさせ、月明りの下では銀灰色にもなる毛並みを商店街の中に吹く風にそよがせ
「志保くん志保くん、僕は鰹が食べたいな」なんて、今夜のおかずで悩む少女に貴重な意見をくれたりする。
志保が行きつけにしている魚屋「いけす」の前に立ち、その黒猫はちょろっと舌なめずりしてみせた。
243: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/04/17(火) 04:21:00.80 ID:QyzDaU9I0
【ネコデューサーさんと私・2】
白米と味噌汁を載せたおぼんを持って志保が来る。
「どうぞ」
244: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/04/17(火) 04:24:49.43 ID:QyzDaU9I0
「なるほど、こいつは旨そうだ」
世辞ではなくてそう思った。しかし黒猫の言葉を受けた志保は。
245: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/04/17(火) 04:26:00.70 ID:QyzDaU9I0
【ネコデューサーさんと私・3】
「志保君、猫にネギ類は厳禁だよ」
「劇場で過ごすようになってから、気づいたことがいくつかあります」
246: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/04/17(火) 04:28:37.82 ID:QyzDaU9I0
一コマおしまい。だいぶ以前に書き出しとやりとりだけ考えていた人外Pネタからの一編。
個人的には気に入っている一人と一匹の雰囲気ですが、長編向きじゃないのでここで紹介。
247:名無しNIPPER[sage]
2018/04/17(火) 22:08:41.26 ID:HsurbA5/0
志保も猫もかわいい。猫は人外Pに向いてるかわいい
248:名無しNIPPER[sage]
2018/04/18(水) 01:11:02.74 ID:BtMEVUya0
あ、これすごく好きだわ
おつ
249:名無しNIPPER[sage]
2018/04/18(水) 15:03:10.05 ID:q42lp/9IO
人外Pと志保は相性いいな
250: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/04/19(木) 19:35:17.67 ID:RL03X4Tj0
===
・ある日のことである。ご存知、765プロ事務所で怪しく笑う男が一人。
P「ふ、ふふふ! ふふふふふっ!!」
251: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/04/19(木) 19:37:07.96 ID:RL03X4Tj0
小鳥「ところでプロデューサーさん」
P「はい? ……なんです、その笑顔で差し出された右手」
252: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/04/19(木) 19:37:53.45 ID:RL03X4Tj0
P「まっ、構いませんけどね。俺と音無さんとの仲ですし」
P「いつもお世話になってるお礼にジュースでも奢ったと思いますよ」
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