243: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/04/17(火) 04:21:00.80 ID:QyzDaU9I0
【ネコデューサーさんと私・2】
白米と味噌汁を載せたおぼんを持って志保が来る。
「どうぞ」
「ありがとう」
お礼を言って受け取ろうとした黒猫に、志保がストップをかけた。
それから彼女は手際よく味噌汁をご飯にぶっかけると。
「かつおぶしは多めがいいですか?」なんて戸惑う彼に尋ねたのである。
「猫まんま……」
「そうです。お好きだろうと思って」
「君はなにを食べるんだい?」
黒猫の質問に志保が黙ってお皿を指し示した。
野菜の炒め物と甘酢ダレに絡めた鶏肉が白いお皿に盛られている。
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