24: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:43:02.54 ID:B12wsVOd0
塞「えっと、なに?」
体調不良を誤魔化そうとしているのなら問答無用で家に帰す。
そのつもりで、私は問い質した。
25: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:43:58.77 ID:B12wsVOd0
塞「部活は?」
白望「行くよ。顔洗ったら行くから、先に行ってて……」
26: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:44:55.35 ID:B12wsVOd0
塞「それがどうかしたの?」
白望「……どうもしない。それじゃ」
27: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:46:08.17 ID:B12wsVOd0
塞「そう。そこで会ったんだよね」
やはり、シロは一度部室に来ていたらしい。
28: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:47:04.03 ID:B12wsVOd0
塞「みたい? ああ、なんだ……ほんとに酔っ払ったわけじゃないんだね?」
エイスリン「ソウ」
29: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:48:17.19 ID:B12wsVOd0
塞「エイスリン、何か知ってる?」
エイスリン「タブン、コレ」
30: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:50:20.86 ID:B12wsVOd0
エイスリン「ウン! ソシタラ、アレ、カベドンジャナカッタ」
塞「どういうこと?」
31: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:51:34.74 ID:B12wsVOd0
ネットで壁ドンのイラストを見たエイスリンは、酔狂にもそれをシロにやってもらおうとした。
しかし、あのシロに壁ドンをやってもらっても、ただ疲れて壁に手をついている人にしかならず、エイスリンはがっかり。
32: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:53:08.56 ID:B12wsVOd0
ということは、さっきのシロのあの様子は……。
廊下で会ったとき、壁に手をついて辛そうにしていたのは……。
33: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:54:07.32 ID:B12wsVOd0
エイスリン「?」
一人で納得して笑っていてもなんなので、どうにか笑いを噛み殺そうとするが上手くいかない。
34: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:55:12.96 ID:B12wsVOd0
くいくいと私の制服の袖を引いている。
その様子は、言外に「ひとりで笑ってないで、何が面白いのか教えて」と催促しているようで可愛らしい。
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