26: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:44:55.35 ID:B12wsVOd0
塞「それがどうかしたの?」
白望「……どうもしない。それじゃ」
塞「???」
シロはそう言い置いて、今度こそお手洗いに向かって歩いていった。
気にはなったが、考えていてもしょうがない。
どうも一人にして欲しそうな雰囲気だったので、待たずに部室に向かうことにする。
塞「おつかれー」
エイスリン「サエ! オツカレ!」
塞「エイスリンひとりだね」
エイスリン「ハイ、ヒトリ」
何が嬉しいのか、私が入室しただけで、ぱっと笑顔になるエイスリン。
こちらも釣られて頬が緩む。
部室にはエイスリン以外、まだ誰も来ていなかった。
しかし、いつも荷物置き場になっているソファには鞄が二つ。
誰か来ているのだろうか。トイレにでも行ってるのかなと考えて、すぐに鞄の持ち主に思い当たる。
塞「シロ、部室に来てたの?」
エイスリン「キテタ。イッショニキタ。オトイレ、イッテクルッテ」
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