119:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/31(火) 23:03:04.36 ID:eb927Zun0
提督「っっっ・・・!」
断られる可能性も考えていたとはいえ、あまりに素っ気ない態度に提督は酷くショックを受けた顔をする。
しかし先に傷つけてしまったのは自分の方、これは自業自得だと己に言い聞かせる。
120:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/31(火) 23:06:12.32 ID:eb927Zun0
提督「そうか・・・」
Z3「謝罪が軽い、言葉が安い。償いで指輪を渡すとかなにを考えているの?しかもそれは本営から支給された指輪でしょう。軍の備品でプロポーズするとか雰囲気も何もあったものではないわ。・・・それに鼻にティッシュが詰められてるし、顔も腫れてる。酷い有様よ」
121:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/31(火) 23:09:51.37 ID:eb927Zun0
うなだれ立ち去ろうとした提督だったが、話はそこで終わらなかった。
マックスの声にもう一度提督は顔を上げる。
122:名無しNIPPER[sage]
2017/11/01(水) 19:53:32.23 ID:TL4+qS2xo
おちゅ
123:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/02(木) 01:44:08.52 ID:Fs1EpfTi0
提督「・・・えっ?」
Z3「大切にしてくれるというのなら、押し入れの奥に引っ込めておくような真似はしないでちゃんと海域に出して。私は軍艦よ、使われなければ錆びてしまうわ。それを私に渡すというのなら受け取るのに相応しい練度になるまでちゃんと育ててからにしてちょうだい」
124:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/02(木) 01:45:17.13 ID:Fs1EpfTi0
Z3「でも」
しかしまたしても話はそこで終わらず、今度はズイっと顔を近づけ念を押すように言う。
125:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/02(木) 01:46:31.12 ID:Fs1EpfTi0
ようやくいつもの表情に戻った提督がマックスの手を取る。
提督「でも僕は意思が弱くて臆病者だからね、君が成長するまで我慢できるだけの安心材料が欲しい」
126:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/02(木) 01:47:25.44 ID:Fs1EpfTi0
Z1「・・・仕方ないわ。一回だけ、よ」
溜息をつくとマックスは目を閉じる。
そして提督の顔に手を添え、ほんの一瞬
127:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/02(木) 01:51:03.71 ID:Fs1EpfTi0
提督「!」
Z3「ほらっ、これでいいでしょう?後は練度が上がるまでまっていなさい」
128:名無しNIPPER[sage]
2018/01/04(木) 12:56:07.15 ID:ep4p9CzpO
あ
129:名無しNIPPER[sage]
2018/04/08(日) 11:14:52.94 ID:shGYIULwO
これでおわり?
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