44:名無しNIPPER[saga]
2017/09/30(土) 06:41:44.08 ID:Cmd4XTLW0
ここまで
45:名無しNIPPER[saga]
2017/09/30(土) 15:55:37.70 ID:Cmd4XTLW0
再開します
46:名無しNIPPER[saga]
2017/09/30(土) 16:59:52.18 ID:Cmd4XTLW0
執務室の前につくと、時雨が服を引っ張ってくる。何事かと思い振り向くと、少しかしこまった様子でこちらを見つめていた。
「その、提督…僕あんまり他の娘と話すのが得意じゃないんだ。良かったら慣れるまで助けてくれると嬉しいんだけど…」
「安心しろ、今この幌筵には私とВерныйしか居ない。大きさの割りに寂しい白地だよ」
47:名無しNIPPER[saga]
2017/09/30(土) 17:53:37.91 ID:Cmd4XTLW0
「それで時雨、今の時刻を見て欲しい」
「えっと…午前2時だね。もう良い子は寝てる時間だ」
「そうだ、そして私たちは悪い子になってしまうな。それにこれ以上起きていると、昼夜逆転した生活を送ることになる。廊下を通った時に分かっただろうが、ここは吹雪で全く外の様子が分からない。せめて時計だけでも昼夜に従いたい」
48:名無しNIPPER[saga]
2017/09/30(土) 17:54:10.94 ID:Cmd4XTLW0
ここまで
49:名無しNIPPER[sage]
2017/09/30(土) 18:39:37.32 ID:7dSISGHWO
乙
50:名無しNIPPER[sage]
2017/10/01(日) 01:04:00.68 ID:LN/fEczn0
おつおつ
51:名無しNIPPER[saga]
2017/10/22(日) 21:57:43.96 ID:SGGQmyHZ0
再開します
52:名無しNIPPER[saga]
2017/10/22(日) 23:04:07.80 ID:SGGQmyHZ0
「っ〜〜…眠たくなってきたな。この部屋でいいか」
適当に側にあった部屋に入ることにする。スイッチを入れて電気をつけると二段ベッドが二つ、奥には机が机があり挟むようにロッカーが二つ、向かいに二つの計四つある。が、金具は錆びまともに開けられそうにもなかった。
「時雨はどこに寝るんだ?」
53:名無しNIPPER[saga]
2017/10/22(日) 23:43:30.50 ID:SGGQmyHZ0
何分ぐらい撫でていただろうか。ふと気がついて布団の覗き込むと、時雨は穏やかな顔で眠っている。自分も枕に頭をおき、目を瞑る。体がベッドに深く沈み込み、力が抜けていく。
「て、提督。もう寝たかい?」
時雨の呼ぶ声が聞こえる。だが、あまりの眠気と脱力感で答える気にならない。
54:名無しNIPPER[saga]
2017/10/22(日) 23:43:59.41 ID:SGGQmyHZ0
ここまで
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