1: ◆MDLuqI.OVk[saga]
2017/08/17(木) 00:39:18.99 ID:p7LD0g0q0
アイドルマスターシンデレラガールズのアイドル大槻唯ちゃんの二次創作です
※
口調や他のアイドルへの呼び方など不安なところがあるので温かく見守ってください
デレマス準拠だったりデレステコミュが混じったりオリジナルだったりぐちゃぐちゃです
ゆっくり書いていくのでよろしくです
SSWiki : ss.vip2ch.com
2: ◆MDLuqI.OVk[saga]
2017/08/17(木) 00:40:33.88 ID:p7LD0g0q0
大槻唯をスカウトしたのは、埼玉でスカウトした城ヶ崎美嘉に紹介されたのがきっかけだった。
「ねぇ、プロデューサー。アタシの友だちでさ、アイドルに興味があるって子がいるんだけど…」
そう言われて見せられた携帯の画面に写っていたのは金髪のギャルだった。
3: ◆MDLuqI.OVk[saga]
2017/08/17(木) 00:43:43.21 ID:p7LD0g0q0
そうして後日、俺は埼玉へと向かった。
待ち合わせ場所に着いて探してみたが、美嘉の写真に写っていた姿が見つからない。
まさか今日の日のために髪を黒く染めているのかもしれないと思ったが、若い女性の姿はこの辺りでは見られなかった。
「あのぉ〜、もしかして美嘉ちゃんがいる事務所のプロデューサーさんですか…?」
4: ◆MDLuqI.OVk[saga]
2017/08/17(木) 00:45:29.00 ID:p7LD0g0q0
書き忘れましたが、オリジナルのP視点です。
5: ◆MDLuqI.OVk[saga]
2017/08/17(木) 00:52:10.82 ID:p7LD0g0q0
近くのファミレスに入った俺は、アイドルの養成所があること、デビューするまでには大変であること、そしてデビューしてからも大変であることを唯に伝えた。いくらビジュアルが良くたって、芸能界で活躍するにはそれだけじゃ足りないこともある。
「唯ね、美嘉ちゃんがギャルやってライブして、なんかの会社のイメージモデルもやってるの見た時、ちょ〜かっちょいいな!って思ったんだ。
難しいのはわかってるけど、美嘉ちゃんが唯にキラキラしたものを見せてくれたみたいにに唯もみんなにキラキラを届けたいの!だから、唯養成所のレッスンとか大変でもがんばるよ☆」
6: ◆MDLuqI.OVk[saga]
2017/08/17(木) 01:09:28.93 ID:p7LD0g0q0
それから数ヶ月、唯には養成所でレッスンをしてもらった。
「ねープロデューサーちゃん、唯いつになったらデビューできるのかな?ボイスレッスンももう飽きたんですけどぉ〜」
「良いお知らせだ。デビューすることが決定したぞ」
7: ◆MDLuqI.OVk[saga]
2017/08/17(木) 01:10:46.48 ID:p7LD0g0q0
「346プロダクションの美城常務は知ってるな?あの人が新たなプロジェクトを立ち上げた。そこに、唯が抜擢された」
「じゃ、じゃあ唯、プロデューサーちゃんと離れちゃうの?」
「まあ、そういうことになるな…」
8: ◆MDLuqI.OVk[saga]
2017/08/17(木) 01:15:50.47 ID:p7LD0g0q0
「ねえプロデューサーちゃん聞いてよー。美城常務がね、『君のキャラクターはプロジェクトクローネのコンセプトに合わない。プライベートは構わないが、メディアに出るときは速水くんやトライアドプリムスのように、とまでは言わないけれどもある程度わきまえて欲しい』って言うんだよー!唯はクールな感じじゃなくって、ファンのみんなと楽しめるようなアイドルがいいのに〜」
「ねえプロデューサーちゃん!唯ね、また美城常務に怒られちゃったよ〜。今度はフレデリカちゃんも一緒だったんだけどさー。ちょっとくらいいいじゃんねー?」
こんな感じでプロジェクトクローネに抜擢はされたものの唯はプロジェクトクローネの指針、というか美城常務に不満なようだ。メンバーとは上手くやれてるらしいが、あちらの雰囲気とシンデレラプロジェクトの雰囲気とではやはり感じるものが違うらしく、少し羨ましがっているようにも見えた。
9: ◆MDLuqI.OVk[saga]
2017/08/17(木) 01:18:38.03 ID:p7LD0g0q0
ある日俺は美城常務に呼び出された。まずいことをした記憶は無いので何か仕事の話だろう。
扉をノックし、「失礼します」と声をかける。
「ああ、突然呼び出してすまない。プロジェクトクローネのことなんだが、今度ライブをやることになった。そのためのパンフレットの撮影をしたいんだが、生憎私は別件の仕事があってな。彼女達と…見張りといってはなんだが、ともに撮影現場に行って欲しい。くれぐれも、プロジェクトクローネのコンセプトを忘れないように、と伝えておいてくれ」
10: ◆MDLuqI.OVk[saga]
2017/08/17(木) 01:19:57.04 ID:p7LD0g0q0
「ねぇ、プロデューサーちゃん。唯ってさークローネの中でキラキラできるのかな。ユニットの活動も楽しいよ?フレちゃんとかシューコちゃんは唯と同じでテキトーな感じだしさ。奏ちゃんとかアーニャちゃんはソロだけど、唯は…なんてゆーか、もとファンのみんなと近づきたいってゆーか」
「うーん…。美城常務の方針だからなー…。またいずれ新しい企画が立ち上がって、そこに唯がスカウトされたら唯がやりたいようにやれるんじゃないか?あとは…唯がクローネとは別にソロ活動する、とか」
「唯がソロ活動…。いいじゃん!めっちゃやりたいっ!あ、でもでもフレちゃんとシューコちゃんとのユニットはそのまま続けたいけど!」
11: ◆MDLuqI.OVk[saga]
2017/08/17(木) 01:28:15.37 ID:p7LD0g0q0
翌日、クローネのメンバーとともに俺はスタジオに行った。噂に聞いていた通りクローネも個性豊かなアイドルが揃っていた。
「久しぶり、プロデューサー」
「おお、久しぶりだな。凛」
12: ◆MDLuqI.OVk[saga]
2017/08/17(木) 01:37:42.65 ID:p7LD0g0q0
「なんか良い感じやね〜お二人さん」
「わお!凛ちゃんプロデューサーと仲良し〜」
「ちょっ、フレデリカに周子まで、やめてよっ」
13: ◆MDLuqI.OVk[saga]
2017/08/17(木) 01:38:28.72 ID:p7LD0g0q0
今日はここまでにします。まったり更新していく予定ですのでよろしくお願いします
14: ◆MDLuqI.OVk[saga]
2017/08/17(木) 22:30:12.62 ID:p7LD0g0q0
ふと視線を他に向けると、唯がこちらを見ながらむくれていた。
「ゆ、唯?どうしたんだ?」
15: ◆MDLuqI.OVk[saga]
2017/08/17(木) 22:31:54.01 ID:p7LD0g0q0
カシャッ カシャッ
「はいっいいねー。あ、もうちょっと真ん中に集まって…そうそう」
「いやー、346プロダクションのアイドルってやっぱり華やかだねぇ」
16: ◆MDLuqI.OVk[saga]
2017/08/17(木) 22:36:52.16 ID:p7LD0g0q0
「どうしたんだ?早く車に戻るぞ」
「ねえプロデューサーちゃん。唯がもっと早くデビューしてたら、プロデューサーちゃんは唯のプロデューサーちゃんだったのかな?」
「ど、どうしたんだ急に」
17: ◆MDLuqI.OVk[saga]
2017/08/17(木) 22:51:15.77 ID:p7LD0g0q0
「やっぱり。私の言った通りね♪」
「ほんと、奏ちゃんって怖いわ〜」
「よかったね、唯ちゃん!フレちゃんは感動したよ〜」
「ええ!?奏ちゃんたちいつからいたの〜!?」
18: ◆MDLuqI.OVk[saga]
2017/08/17(木) 22:52:01.57 ID:p7LD0g0q0
そして二ヶ月後、クローネ単体のライブが開催された。
奏のソロから始まり、アーニャ、鷺沢文香と橘ありすの2人組のユニット、唯、塩見周子、宮本フレデリカのユニット、そしてトリはトライアドプリムスだった。
参考にするため視察に来てたが、どのユニットもすばらしいパフォーマンスだった。クールさを全面に押し出しつつも彼女たちの熱心な様子がビリビリと伝わってきた。
ライブが終わった後、俺は楽屋に訪れ差し入れを渡した。
19: ◆MDLuqI.OVk[saga]
2017/08/17(木) 23:29:44.37 ID:p7LD0g0q0
「なに?プロデューサー。にやにやしちゃって」
「奏…。いやっ別に変なことを考えてた訳じゃ…」
「ふふっ知ってるわ。ちょっとからかってみただけよ♪」
20: ◆MDLuqI.OVk[saga]
2017/08/17(木) 23:31:08.04 ID:p7LD0g0q0
「ねぇねぇプロデューサーちゃん!唯たちのユニットはどうだった!?」
「おお。唯たちも、みんなもすごかったぞ」
「ぶぅ〜。唯はプロデューサーちゃんの一番になりたいのに〜」
21: ◆MDLuqI.OVk[saga]
2017/08/17(木) 23:34:07.45 ID:p7LD0g0q0
「唯、新しいユニットを組むことが決まったぞ」
「ええ〜!?まじ?誰と誰と〜?」
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