5: ◆MDLuqI.OVk[saga]
2017/08/17(木) 00:52:10.82 ID:p7LD0g0q0
近くのファミレスに入った俺は、アイドルの養成所があること、デビューするまでには大変であること、そしてデビューしてからも大変であることを唯に伝えた。いくらビジュアルが良くたって、芸能界で活躍するにはそれだけじゃ足りないこともある。
「唯ね、美嘉ちゃんがギャルやってライブして、なんかの会社のイメージモデルもやってるの見た時、ちょ〜かっちょいいな!って思ったんだ。
難しいのはわかってるけど、美嘉ちゃんが唯にキラキラしたものを見せてくれたみたいにに唯もみんなにキラキラを届けたいの!だから、唯養成所のレッスンとか大変でもがんばるよ☆」
口調こそ軽いが、唯の目からは真剣さが伝わった。
「わかった。じゃあ、親御さんにも説明するからまた後日会えるか?」
「モチ!プロデューサーちゃんは唯をデビューさせてくれるかもしれない運命の人だね!これからよろしくちゃーんっ」
これが、大槻唯というシンデレラが生まれた瞬間だった。
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