35: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/11(金) 01:02:22.29 ID:6HvgTbn4O
《目標地点まであと30秒!》
《OK Guys, It's about time to War!!》
「こっちは一応女なんだけど」
36: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/11(金) 01:07:24.92 ID:6HvgTbn4O
〜(,,゚Д゚)ある門番たちの(非)日常のようです(゚ー゚*)〜
変態マッチョ・地獄の血みどろ風トマトソース和え
37: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/08/11(金) 01:14:43.41 ID:6HvgTbn4O
もう少し先に進めたいところなのですが眠気が限界に達しまして一度落ちます。申し訳ありません。
明日はもう少し速い時間帯に更新させていただきます
38:名無しNIPPER[sage]
2017/08/11(金) 02:44:17.02 ID:fPNeKif2o
乙
39:名無しNIPPER[sage]
2017/08/11(金) 10:26:16.48 ID:Q2zq0DqA0
おつおつ
やっぱ過酷だなあ…と思っていたらどえらい物がぶち込まれたw
40:名無しNIPPER[sage]
2017/08/11(金) 11:33:30.57 ID:g8i7s2Nro
乙
マッチョの方はあんまり知らないけどシュワちゃんみたいな人間武器庫な感じか?
41: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/11(金) 22:45:06.66 ID:6HvgTbn4O
高度7000M。翼を持たず、跳躍能力も低く、耐久力も脆弱な人間がこの高みまで到達するということは、考えようによってはとてつもない偉業かも知れない。単体の動物としては割と貧弱な部類に入る人間が技術の革新を経て文字通りの意味で「雲の上の世界」に辿り着く、世間一般で言うところの“豊かな感性”の持ち主なら、人類の叡智の歩みとか科学の進歩の軌跡とかそんなものに気づいて感動の涙を滝のように流したりするのだろう。
残念ながら俺は学も感性も無いので、雲の上にいようが地面にいようが考えることは変わらない。
《Mayday, Mayday, Mayday!!》
42: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/11(金) 23:07:14.26 ID:6HvgTbn4O
《1名が墜落機に巻き込まれた!》
(,,#゚Д゚)「構うな、隊形維持しろ!」
高度7000Mとはいっても、地面に到達するまでに有する時間はたった2分間に過ぎない。だが逆に、張り巡らされる弾幕の中を滑空する時間が2分もあるともいえる。
43: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/11(金) 23:53:11.86 ID:6HvgTbn4O
飛んで火に入る夏の虫、なんて言葉が日本にはある。この地は日本じゃない上奴等に諺が通じるとも思わないが、ミニチュアサイズの大きさで時速600km前後を出して飛び回る空母艦娘の艦載機すら撃墜する能力を持つ深海棲艦からすればきっと俺達は夏の虫か、さもなきゃ「肥え太った七面鳥」と同じだったに違いない。
『オォオオオオオオッ!!!』
『アァアアアアア……ッ!』
44: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/12(土) 00:54:42.06 ID:JRPJjvivO
詳細な理由は未だに不明だが、奴等はヒト型、非ヒト型を問わず種をあげて「人類」を憎悪している傾向がある。本来俺達は(一部「そうじゃない奴」も混じっていたとはいえ)人間と奴等との力の差を考えれば優先して撃破すべき存在ではないはずだが、その習性故奴等はわざわざいつでも嬲り殺しにできる筈の俺達に火力を集中しようとした。
結果、4機のA-10は疎かになった防空網を突っ切って奴等の頭上に無傷で到達する。要は、「本命」である俺達を同時に「囮」としても活用したというわけだ。
『オォオアアッ!?』
45: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/12(土) 00:56:02.23 ID:JRPJjvivO
凄まじい勢いで地面や家屋が後ろに流れていく中、彼方に見えた街並みの切れ目。直径20M程の広場が視界に映った瞬間、右手で胸元のトリガーを握る。
《着地まで10秒だよ》
(,,#゚Д゚)「急減速開始!!パラシュート、射出!!」
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