252: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/09/10(日) 00:56:39.17 ID:7eXIMkUKO
(;ФωФ)「【Ghost】叢雲!此方に対空砲火は回せるか!?」
《そっちにもう40機ほどたこ焼き野郎が増えてもいいならやって差し上げるけど!?》
《予め申し上げますと青葉もしばらく後戻りは難しいです!地下から更に3体のハ級が出現、全てelite!
253: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/09/10(日) 01:36:05.65 ID:7eXIMkUKO
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254: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/09/10(日) 01:37:51.76 ID:7eXIMkUKO
咄嗟にクロスした両腕に、序で全身の骨に、内蔵にと巡に衝撃が伝播していく。それらの痛みを脳が知覚する前に、二度目の衝撃が今度は背中から襲ってきた。
(メ; ω )「ゴホッ……ガフッ……」
酸素を求めて肺が激しく収縮運動を繰り返し、全身の血液が早鐘のように鼓動する心臓によって凄まじい速度で駆け巡る。チカチカと頭の中で星が飛んでいるような感覚と最早痛みを通り越してただの熱としか感じられない激痛が、本来手放されるはずだった我が輩の意識を繋ぎ止めた。
255: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/09/10(日) 01:46:47.17 ID:7eXIMkUKO
(メ# ωФ)(………)
我が輩にもし作戦指揮官としての立場がなければ、自由を取り戻した瞬間に自らののど笛を掻き破り絶命していたかも知れない。この作戦の成功と、そしてその先にある目的のためにここで死ぬわけにはいかないが、その寸前まで追い詰められたことへの怒りはなかなか治まらない。
(メメ ωФ)「………フンッ」
256:名無しNIPPER[sage]
2017/09/10(日) 07:08:47.22 ID:QDEEfcXDO
このオッサンおでこに「肉」って書いてあるやろ
257:名無しNIPPER[sage]
2017/09/10(日) 08:29:39.63 ID:4zqVTDZko
ヒト型をマッスルインフェルノで非ヒト型に刺してそうなマッチョがいますね…
258:名無しNIPPER[sage]
2017/09/10(日) 11:55:24.42 ID:9X8Gb/uA0
おつおつ
人類側にとって最精鋭部隊とはいえ、いくらなんでも消耗率が高すぎる…
259: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/09/10(日) 23:39:47.19 ID:ei6k8IN/0
よく勘違いされがちだが、第二次世界大戦期に量産された大口径の対空砲────所謂「高射砲」、或いは「高角砲」と呼ばれる類いの兵器は航空機へ直撃させることを目的には設計されていない。あれらの砲が期待されたのは爆発時に撒き散らされる破片で敵機に損傷を与えて飛行を阻害することであり、言ってしまえば対空の榴弾。直撃撃墜の例もある程度存在はするが、全体から見ればやはり少数派となる。
確かに命中した場合“スーパーフォートレス”と謳われたB-29すら粉砕するほどの威力であったが、どんなに遅いものでも時速数百キロ前後で高高度を飛行する機体に狙って砲弾をぶち当てろなどどだい無理な話だ。ましてや爆撃機や雷撃機を遙かに上回る旋回性能で飛び交う戦闘機を“狙って”撃墜するなど、本来なら夢物語に他ならない。
故に、我が輩は興味がある。
260: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/09/11(月) 00:06:08.05 ID:l+qHlvoF0
(#T)「よくやったぞコブラぁ!」
「だから衣笠って言ってんじゃん!!」
白い球体から火の玉へと姿を変えてちりぢりに落ちていく【Ball】の残骸を眺めながら仁王立ちする衣笠の上を飛び越えて、新たな人影が───忌々しい「昔馴染み」が円形となっているこの広場に踏み込む。身長196cm、体重118kgの化け物じみた体格を誇るそいつは、自身の巨躯すら上回る巨大な棒状の何かを掲げて斎藤たちと対峙するイ級めがけて疾走する。
261: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/09/11(月) 02:33:50.06 ID:l+qHlvoF0
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