20:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 18:45:53.40 ID:aDbJZUbB0
「覚えたんだ。あの時のこと」
21:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 18:48:11.64 ID:aDbJZUbB0
(このバカは……そう言うことを臆面もなく言うんだから)
22:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 18:50:40.81 ID:aDbJZUbB0
ふと上条は携帯を取り出した。花火が上がるまで、後1時間を切った所だった。彼は携帯をポケットにしまい、三分の一ほど残ったりんご飴を丸かじりし、咀嚼する。
23:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 18:52:13.81 ID:aDbJZUbB0
「まあ、落ち込まずに今度こそ頑張れば卒業できるわよ。私も勉強手伝ってあげるからさ」
24:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 19:21:56.68 ID:aDbJZUbB0
「アンタの高校行くから」
25:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 19:25:25.31 ID:aDbJZUbB0
その瞬間、美琴の顔は彼女が手にしたりんご飴の色彩と近くなった。
26:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 19:27:36.88 ID:aDbJZUbB0
「美琴」
27:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 19:38:17.44 ID:aDbJZUbB0
「オティヌス？ どうしたんだよ?」
28:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 19:42:54.94 ID:aDbJZUbB0
(大事な話って……まさか、告白とか？)
29:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 19:48:03.63 ID:aDbJZUbB0
引き止めるような背後からの猫撫で声に、美琴は眉をひそめた。彼女は振り返る。
30:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 19:50:34.81 ID:aDbJZUbB0
「ハァ……どうせアンタのことだし、私の邪魔しに来たんでしょ？」
102Res/60.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20
