食蜂「さよならが迎えに来ること」
1- 20
21:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 18:48:11.64 ID:aDbJZUbB0



(このバカは……そう言うことを臆面もなく言うんだから)



美琴はゲコ太のお面を後頭部にぶら下げた後、彼の左手を握り、引き寄せた。



「お、おい。美琴?」



「次、あれ買って。言ったでしょ? 何でも奢るって」



美琴が指差したのはわたあめの屋台だった。上条は苦笑し、彼女に連れられ屋台に向かう。



それから、互いにわたあめを頬張りながら、色んな屋台を回った。射的、金魚すくい、スーパーボウルすくい、焼き鳥、りんご飴。弾ける火花のような鮮やかな瞬間が、2人の顔を幸せに彩り、その一瞬一瞬を記憶に焼き付けていく。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
102Res/60.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice