217:名無しNIPPER[sage]
2017/07/26(水) 10:03:06.24 ID:VQWWqCzmO
脇目も振らず逃げる
218:名無しNIPPER[sage]
2017/07/26(水) 10:04:25.52 ID:BGju+NCdO
本性を現しクククッ・・・と笑い始める
219: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/26(水) 17:21:57.52 ID:gqtQRTQ7O
吟遊詩人「僕には重い武器を扱う腕力は無いし、かといって俊敏な動きをできるほど運動神経がいいわけでもない」
吟遊詩人「でも、僕には音楽がある。音楽の力を今こそ見せつける時だ」
彼はハープを嵐のように掻き鳴らし、聞く者全てを圧倒する『ハープソナタ(土下座)』を奏でた。吟遊詩人が指を動かすごとに、音色が衝撃波となって周囲の調度品を震わせる。見る人によっては、まるで静まり返った湖に波紋が広がるような印象を受けるだろう。
220: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/26(水) 19:30:36.81 ID:gqtQRTQ7O
吟遊詩人「ぷにぷに君、底野さん! 奴が火球を放つ前に、攻撃をしかけてください! 底野さん……底野さん?」
底野御前「あんなのに勝てるわけないッ。一時退却せねば全滅は免れないでござるぞッ」シュタタタタ
吟遊詩人「に、逃げているッ! それも全力で!」
221: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/26(水) 20:04:49.63 ID:gqtQRTQ7O
近衛隊長(たった四人でグレイテストダークドラゴンを倒すとは。このパーティー、きっと只者ではあるまい)
近衛隊長「ありがとう。君達の応援に感謝する。おかげで陛下を寝室へと運ぶことができた」
近衛隊長は金色に輝く平板状の小物を吟遊詩人に手渡すと、
222: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/26(水) 20:20:28.87 ID:gqtQRTQ7O
〜城下町〜
吟遊詩人「よし、ここらで自由行動といこう。各自、出立へ向けて準備を進めておいてくれ」
ぷにぷに君「いきなり自由行動? 頼りない勇者ねぇ」
223:名無しNIPPER[sage]
2017/07/26(水) 20:29:44.68 ID:QV0nad1N0
3
224: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/27(木) 15:11:31.90 ID:9jSPFaZyO
拙者の名は底野御前(そこの・おまえ)。剣豪で知られた下野守、底野手前(そこの・てめえ)の跡取り息子。順当に行けば、父上の臣下として下野守の位を継ぐはずでござった。
しかし……。
父親「このバカ息子がッ! なぜ人柱の首を斬り落とすことができんのだ!」
225: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/27(木) 16:07:48.30 ID:9jSPFaZyO
拙者と少女はすぐに追いかけてくるであろう追捕人の目を欺くために、誰も近寄りそうも無さそうな葦だらけの橋下に身を潜めたのでござる。
底野「足は痛むでござるか?」
少女「ううん」
226:名無しNIPPER[sage]
2017/07/27(木) 16:16:24.68 ID:Ci5WulhtO
霊長の殺戮者
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