220: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/26(水) 19:30:36.81 ID:gqtQRTQ7O
吟遊詩人「ぷにぷに君、底野さん! 奴が火球を放つ前に、攻撃をしかけてください! 底野さん……底野さん?」
底野御前「あんなのに勝てるわけないッ。一時退却せねば全滅は免れないでござるぞッ」シュタタタタ
吟遊詩人「に、逃げているッ! それも全力で!」
ぷにぷに君「チッ使えない侍ね。結局、使えるのは詩人とアタシしかいないってワケ? やんなるわぁー」
グレイテストダークドラゴン「ギュルオオオオ!」
グレイテストダークドラゴンのエリマキがバッと一斉に開かれた。火球を放つ際、グレイテストダークドラゴンは自身への被害を受けないようにエリマキを広げる。瓦礫を避けるために編み出した、生命の神秘と言えよう。
ぷにぷに君「この大トカゲ、覚悟なさいよ。一撃必殺のぷにぷに拳法で片をつけてやるわ」
ぷにぷに君が両拳を突き合わせると、その異常な筋力を証明するかのように火花が激しく散った。ぷにぷに君は筋肉を持たない。けれども、体内に満ち溢れる魔力が筋肉の代わりにぷにぷに君を最強のクラッシャーに仕立て上げているのだ。
ぷにぷに君「アンタの身体、ぷにぷにしてるかい?」
グレイテストダークドラゴン「オオオオオオオオオオオオ!」
ドラゴンの放った火球は床を抉り進み、ぷにぷに君に着弾した。だが悲しいかな、彼女のダイヤモンドボディには傷一つ与えられない。5000兆カラットの硬さは伊達ではない。
ぷにぷに君「甘いんだよハゲッ!」
ぷにぷに君の必殺ブロー!
頭を失ったグレイテストダークドラゴンは地に伏した。
ベートーベン「ククク……。やるねぇ、あの枝豆……」
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