22:名無しNIPPER[saga]
2017/07/01(土) 23:22:56.97 ID:CB/9MBYz0
ドレイク「砲撃用意!」
カウントが終わると同時に、黄金の鹿号の全砲門が輝き始める。
23:名無しNIPPER[saga]
2017/07/01(土) 23:29:43.11 ID:CB/9MBYz0
コルヌアイユという国に、グラドロンという国王が居た。
彼は、溺愛していた娘、ダユーの為に国を一つ作りあげた。
海洋都市イース。
24:名無しNIPPER[saga]
2017/07/01(土) 23:34:28.53 ID:CB/9MBYz0
蹲っていたダユーは、手にソレを握っていた。
彼女が生前に作り上げた、巨大な建造物の鍵。
25:名無しNIPPER[saga]
2017/07/01(土) 23:48:37.27 ID:CB/9MBYz0
光の洪水が彼女と、その都に到達する直前。
突如として、巨大な「門」が出現した。
26:名無しNIPPER[saga]
2017/07/01(土) 23:54:23.07 ID:CB/9MBYz0
轟音と光が去った後、ダユーは恐る恐る顔をあげた。
そこには既に船はなく。
ただ、彼女が立っていた。
27:名無しNIPPER[saga]
2017/07/02(日) 00:32:24.19 ID:w787IWTJ0
「そんなんじゃ、アタシの身体をくれてやれないよ……」
そのまま、彼女は倒れ込む。
28:名無しNIPPER[saga]
2017/07/02(日) 00:38:44.25 ID:w787IWTJ0
「アンタは自分の力を示したんだ」
「このアタシに匹敵するだけの力を持つ海賊だと」
「だからさ」
29:名無しNIPPER[saga]
2017/07/02(日) 00:43:57.62 ID:w787IWTJ0
ドレイク「……」
女海賊A「あ、目が覚めたのですね、良かった」
女海賊B「もう夜明けだよ〜、今日はどうするの?」
30:名無しNIPPER[saga]
2017/07/02(日) 00:45:17.83 ID:w787IWTJ0
女海賊A「……ドレイク船長?何か喋り方が」
ドレイク「……ダユーよ」
女海賊B「ほえ?」
31:名無しNIPPER[saga]
2017/07/02(日) 00:47:37.32 ID:w787IWTJ0
こうして、水の都イースは急速に復興した。
水路を利用した船団が形成され。
女海賊たちは増殖し。
32:名無しNIPPER[saga]
2017/07/02(日) 00:57:36.03 ID:w787IWTJ0
女海賊A「……」
女海賊B「ううう、何か、今の船長について行くのは、嫌なんだけど〜」
女海賊C「私もだな、今の姐さんは、違う」
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