28:名無しNIPPER[saga]
2017/07/02(日) 00:38:44.25 ID:w787IWTJ0
「アンタは自分の力を示したんだ」
「このアタシに匹敵するだけの力を持つ海賊だと」
「だからさ」
「………」
彼女が最後に零した言葉を聞いて。
私は決意を固めた。
そう、そうだ、私の願いは。
私の願いは、イースの復興。
イースを蘇らせて、そこに住む人々を幸せにする。
それが私の目的なのだ。
その為には、彼女の身体が必要だ。
必要、なのだ。
私は彼女に近づく。
彼女はにやりと笑う。
けど、もう怖くない。
怖くはない。
「貴女の身体」
「いただくわ」
そう呟き、私の彼女の唇に、口づけをした。
これでおしまい。
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