【デレマス】「先輩プロデューサーが過労で倒れた」完結編
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◆Z5wk4/jklI
[saga]
2017/06/30(金) 23:32:25.39 ID:DzD82Pjh0
四人は菜々の部屋の玄関からアパートの共用廊下に出る。
外はすっかり暗く、秋へと近づく空気が四人の頬をくすぐった。
「過ごしやすい季節になってきたわねー」
以下略
AAS
9
:
◆Z5wk4/jklI
[saga]
2017/06/30(金) 23:33:08.48 ID:DzD82Pjh0
「ううっ、素敵ですね。ナナは感動してしまいました、なんだか最近涙もろくて……」
菜々が目じりを拭いながら嬉しそうに言う。
「十七歳で涙もろいのは、早いんじゃないの?」悪戯心たっぷりに瑞樹が言う。「ねぇ奈々ちゃん、そういえば、ウサミン星ってどっち?」
以下略
AAS
10
:
◆Z5wk4/jklI
[saga]
2017/06/30(金) 23:35:57.55 ID:DzD82Pjh0
それからしばらく宴は続いた。
瑞樹はアンチエイジングと言って少女のように振る舞い、早苗は自分の担当プロデューサーを電話で呼び出そうとして断られ、楓のダジャレは冴えわたっていた。
深夜二時を回ったころになって、仕事で疲れていたであろう楓と瑞樹、そして早苗と、力尽きた者から順々に畳の上に横になり、寝息を立てはじめた。
以下略
AAS
11
:
◆Z5wk4/jklI
[saga]
2017/06/30(金) 23:37:48.29 ID:DzD82Pjh0
俺は安部菜々の自宅を訪れていた。
朝一番に片桐早苗を担当している同僚プロデューサーから連絡が入っていた。
早苗が菜々の家で深酒をしており、荒木比奈も同席している宴会のようだから、様子を見てきてくれとのことだ。
以下略
AAS
12
:
◆Z5wk4/jklI
[saga]
2017/06/30(金) 23:40:48.05 ID:DzD82Pjh0
次回は7月7日を予定しています。
後編はこんな感じでPの視点ではないパートもございます、多少読みづらくなりますがご容赦ください。
それでは、もうしばらくお付き合いいただければ幸いです。
13
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/07/01(土) 00:20:00.67 ID:Y0uxrNhdO
乙
これは名作の予感
14
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/07/01(土) 01:05:13.12 ID:sD2z4kCC0
意外と待たずに済んだぬ
また期待させてもらう
15
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/07/01(土) 05:50:27.57 ID:K+Bxwz1D0
おっつおっつ
今一番楽しみにしてるSS
16
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/07/02(日) 15:36:22.58 ID:2WQbt00DO
キテター!
17
:
◆Z5wk4/jklI
[saga]
2017/07/07(金) 20:54:44.06 ID:XFMgPNzd0
コントロールルームとレコーディングブースとを隔てるガラス窓の向こう、ブースの中にいる関裕美の表情は明らかに曇っていた。
となりにいるディレクターがこちらを気に掛けるような目線を送ってくる。
ブースの中の荒木比奈がさっき送ってきた視点も、裕美のことを伝えようと思ったからだろう。
さて、どうしたものか。
俺は小さく唸った。
以下略
AAS
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