千歌「一番可愛い二人」
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32:名無しNIPPER[saga]
2017/06/29(木) 21:50:55.88 ID:/x/H4S1ZO
私は小さく息を吐いた。

「曜ちゃんて、昔から凄く要領良くて、みんなの憧れだったんですよね〜。曜ちゃんの友達ってだけで、すっごく自慢だったんです。私、曜ちゃんの後ろばっかり着いて歩いてて……」

「そう言えば、どこに行くのもいつも一緒だったわよね。あひるの親子みたいで、可愛かったなあ」
以下略 AAS



33:名無しNIPPER[saga]
2017/06/29(木) 22:25:09.99 ID:/x/H4S1ZO
「ねえ、千歌ちゃん。これ、千歌ちゃんだから聞くんだけどね、曜、学校でどう?」

「えっと」

「一緒にいて、迷惑かけてない?」
以下略 AAS



34:名無しNIPPER[saga]
2017/06/29(木) 22:36:36.60 ID:/x/H4S1ZO
でも、でも、私に聞かないで欲しい。
私は曜ちゃんの保護者じゃない。
友達なんだもん。
言いたいこともある。
言えないこともある。
以下略 AAS



35:名無しNIPPER[saga]
2017/06/30(金) 00:00:52.44 ID:I+UuBcBoO
曜ちゃんママは、私達の気持ちを察して、わざと日記の話をしてくれたのかも。
高校に入ってから、スクールアイドルのこと以外で、曜ちゃんと絡むことが少なくなっていたし。
曜ちゃんママは、私に対してもいつも優しくて、これくらい離れた所からなら、私はもっと曜ちゃんの事を見ることができていたのかな。
私がずっとコンプレックスを抱いていた曜ちゃんと、梨子ちゃんの好きになった曜ちゃんは同一人物で。
なら、私だって曜ちゃんのことを好きになっていてもおかしくないんだけど。
以下略 AAS



36:名無しNIPPER[saga]
2017/06/30(金) 00:13:38.00 ID:I+UuBcBoO
バスの時間が迫っていて、曜ちゃんの帰りは待たずに私は帰宅した。
自室のカーテンを開けて、向こう側を見やる。
梨子ちゃんはまだ帰っていないみたい。
確認して、カーテンを閉めた。

以下略 AAS



37:名無しNIPPER[saga]
2017/06/30(金) 00:14:58.40 ID:I+UuBcBoO
ここまで
また明日


38:名無しNIPPER[sage]
2017/06/30(金) 00:32:44.12 ID:0/44vGVSO
重い


39:名無しNIPPER[sage]
2017/06/30(金) 12:03:13.42 ID:6mcyeYpfo
千歌ちゃん…


40:名無しNIPPER[saga]
2017/06/30(金) 14:41:06.72 ID:gULnGIksO
みとねえからこんな意地悪なことを言われても、家族だからどうってことない。

「みとねえ最低ー」

「この間、ホタル祭送ってやったのは誰だったかなー?」
以下略 AAS



41:名無しNIPPER[saga]
2017/06/30(金) 14:53:12.37 ID:gULnGIksO
「なに、急に」

すでに廊下に出ていて、扉の後ろから声だけが聞こえた。

「なんとなく」
以下略 AAS



42:名無しNIPPER[saga]
2017/06/30(金) 15:26:26.10 ID:gULnGIksO
あれは、バレたよね。しょうがないか。
こめかみをこすり、私もプリンを食べに向かった。

みとねえと話した後、ふいにAqoursのメンバーの顔が浮かんだ。
みんなそれぞれに、なりたい自分を持っていて、そんな自分と向き合っていて。
以下略 AAS



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