5:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:08:47.31 ID:smyUCZOA0
ドンドンと太鼓の重い音がした。
船の先頭で、提灯を掲げて目を閉じる。
6:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:09:24.02 ID:smyUCZOA0
海から見る淡島の岸は、海上の明かりと屋台の電飾で輪郭がぼやけて見えた。
私たちは曲に合わせて足を運ぶ。
7:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:09:57.25 ID:smyUCZOA0
唐突に、ぐにゃりと不気味な音を立てて視界が歪んだ。
8:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:10:42.62 ID:smyUCZOA0
そしてまた目を開けた。
千歌「ほぇ……?」
9:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:11:43.85 ID:smyUCZOA0
#1「私とAqours」
10:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:12:26.38 ID:smyUCZOA0
◇―――――◇
11:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:13:05.46 ID:smyUCZOA0
廊下は最近にしてはひんやりしていた。
ぺたぺたと歩いていると、黒いスーツを着た美渡姉がいた。
12:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:13:56.75 ID:smyUCZOA0
志満「あら千歌ちゃん、やっと起きたのね」
階段を上ってきた志満姉も、新学期がどうとか、曜ちゃんがどうとか声をかけてきた。
13:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:14:24.36 ID:smyUCZOA0
あまりにも話が通じない。
美渡姉にはからかわれているのかと思ったが、志満姉はいたって真剣そうだ。
14:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:15:13.76 ID:smyUCZOA0
◇―――――◇
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